レポート

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      非破壊検査業のシンワ検査が静岡営業所を新築・移転
          −ワンランク上のサービス目指す−

 株式会社シンワ検査(本社横浜市、古田信和代表取締役)が、静岡市清水区に建設を進めていた静岡営業所の新社屋がこのほど完成し、同市駿河区の貸しビルから移転した。土地取得費も含めた総工費は約1億5千万円。

               完成した静岡営業所のビル

 完成した新社屋(静岡市清水区尾羽151−1)は、敷地面積が188坪で延べ床面積は125坪、鉄骨造りの3階建て。建屋内にはX線照射室と非破壊検査室を備え、大型部品などの持ち込み検査が可能になった。また、蛍光浸透探傷試験や磁粉探傷試験もスムーズに行なえるようになった。

 さらに東名高速道路の清水インター近くに位置しており、横浜市や山梨県、名古屋方面へのアクセスが良く、これまで海岸近くにあった営業所より海抜が高く、大地震による津波の懸念も払拭されたという。

 同営業所のスタッフは古田須賀徳所長以下14人体制で、非破壊検査やコンクリート調査、コアボーリング、インフラ調査などを行っている。職員は非破壊検査や溶接管理技術者、鉄筋探査等の資格を有する技術員が多く、技術レベルの高さを誇っている。

 同社は、ガス管・水道管・石油管等のパイプライン溶接部の非破壊検査をはじめ、非破壊検査技術を駆使してビルや橋脚等のコンクリート構造物を破壊せずに検査・調査・診断する業務を行う会社として、1989年(H元年)に創業。静岡営業所は2006年(同18年)に開設した。

   静岡営業所前に立つ古田代表取締役     TV会議システムの大型モニター

 古田代表取締役は「清水インター近くに移転したことで、スピーディーな対応が可能となった。これまで培ってきた非破壊検査・調査・診断の技術とお客様からの信頼を大切にしながら、ワンランク上のサービスを目指したい」と語った。

 その上で「新型コロナウイルスの影響で今後の業界の状況が不透明の中、新社屋で心機一転乗り切りたい。
コロナウイルスによる内定取り消し者の特別採用も実施しています」と述べていた。

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 HP管理人から=今回、レポート原稿作成のため横浜市の同本社を初めて訪ねた。本社事務所には作業用のPCモニターがずらりと並び、若い職員が多く活気にあふれていた。

 静岡の他に関西と名古屋、奄美に営業所を置き、本社とはTV会議システムを使って打ち合わせをするなど時代を先取りしていると感じた。

             作業用のPCモニターが並ぶ本社事務所

 同社には優秀な人材をリクルートするため、さまざまな資格手当がある。例えば技術系では技術士手当は月額5万円、1級建築士は同2万円を支給。事務系でも日商簿記検定2級は同3千円、社会保険労務士には同5千円をそれぞれ給与に上乗せ支給している。

 また、女性技術者の採用にも積極的で、静岡営業所に今春入社した1人を含め6人が活躍している、という。蛇足ながら、従業員数135人のうち30人ほどが奄美出身者やその2世が占めているそうだ。

 古田代表取締役は東京ともしび会と関東大島工業会の同窓会員で、工業会では監査役を務めている。1972年(S47年)鹿児島県立旧大島工業高を卒業後、某自動車メーカーに務めた後、非破壊検査業界に身を転じた。そこで10数年間、業界のさまざまな知識や経験などを積み、30代半ばで独立したという。

 同代表によると、この業界が注目を集めるようになったのは2005年(H17年)に発覚した構造計算偽造問題(いわゆる姉歯事件)だった、と振り返る。

 建築会社等による手抜き工事や構造計算書の偽装問題などが疑われたことで、仕事が一挙に増えたそうだ。現在の年間売り上げ額は、10数億円になるという。

 昭和の高度成長期に建設された橋梁や高速道路、原発施設などは、完成後数十年を迎えるのが多くなってきた。今後、この業界はますます仕事量が増えていくのだろう、と思った。


                      (HP管理人・山田信廣=実高S43年卒、2020.04.03up)


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