レポート

第23回同窓会総会を開催−奄美高校・東京配田ヶ丘同窓会
-4年ぶり開催で旧交温める-

 奄美高校・東京配田ヶ丘同窓会(叶正喜会長)は7月17日、東京・JR市ヶ谷駅近くのホテルグランドヒル市ヶ谷で第23回同窓会総会・懇親会を開催しました。

 総会には鹿児島県立奄美高校校長や関東地区の他高校同窓会、東京奄美会などからの来賓を含め約90人が出席。今年も絆を大切に、親睦の和を広げよう!!をテーマに、4年ぶりに旧交を温めながら親睦を深めました。

オープニングテーマ曲「ふるさとの話をしよう」を歌う参加者
奄美高校校歌を歌う奄美高卒業生
記原顧問の音頭で乾杯する参加者

 コロナ禍で3年連続中止していた総会・懇親会でしたが、今年は久方ぶりに馴染みの会場で開催の運びとなりました。実行委員メンバーは午前9時半過ぎに集合。與島隆博幹事長指揮の下、川崎好純会計長(共にS45年卒)らと女子会メンバーが中心となって受付周りなどの設営を開始。同11時前にはほぼ準備を整え、来場者を待ちました。

 総会は従来通り会員のみで開催し、来賓は懇親会(前段、後段)から参加してもらう式次第の構成。総会では執行部から会務・会計報告と新年度の会務予定・予算見積り、それに高齢のために辞退する役員を除き、ほぼ全員が留任する役員改選の6議案が説明された後、いずれの議案も満場一致で承認されました。

あいさつする叶会長
祝辞を述べる脇奄美高校長
祝辞を述べる屋村本部配田ヶ丘同窓会長
同じく正奄美高PTA会長

祝い唄を歌う村田さん(左)と折原さん 司会進行の前田副幹事長(左)と永井幹事
(上2点は画像クリックで拡大します)

 懇親会前段の部は、来賓を拍手で迎えて始まりました。三谷ユミ子さん(監査役)と山田(副会長)の司会で進行。郷土遥拝などに続き、旧大島実業高校と奄美高校の校歌をそれぞれの卒業生が斉唱しました。

 続いて、あいさつに立った叶会長は、来賓や参加会員に謝意を表した上で「母校は時代の流れに翻弄されるかの如く数度の統廃合を経て今に至っています。変容期の中にあった皆さんにとっては複雑な思いに駆られていたことと推察いたします」と述べました。

 その上で「このような歴史を背負ってきた母校ではありますが、諸先輩方の熱い思いが同窓会の誕生につながった。心より感謝を申し上げたい。しかしながら、会員の高齢化が進む中で、会員の減少に歯止めがかかっていないのが喫緊の課題です。学校や同窓会本部と連携を密にして次代の後輩が受け継げる環境作りに知恵を絞りたい」などと、あいさつしました。

軽快にダンスを踊るB−LINKs 5人のメンバー
折原さんらの島唄で早くも盛り上がる参加者
フラダンスを披露する伊沢さん(左)と初谷さん

 来賓紹介後、来賓を代表して奄美から遠路はるばる出席した脇浩一奄美高校長と屋村賢良本部配田ヶ丘会同窓会会長、それに正寿江利同高PTA会長の3人がそれぞれ祝辞を述べました。

 3人とも学校の現況や生徒の新たな取り組み状況などを紹介しながら、同窓会の発展を願う一方、母校への支援・協力を訴えていました。

−懇親会は踊りや島唄等で盛り上がる−

 続いて山ゆり会メンバーの折原誠司さんと村田キヨミさんが祝い唄の「長朝花(ながあさばな)節」を歌い祝福した後、記原正一郎顧問の音頭で乾杯。参加者は久しぶりの再会を喜び合い、会場には歓談の輪が広がりました。

「愛燦燦」の曲で日本舞踊を披露する定さん
大島紬でフラダンスを踊る小林さん
カラオケで魂(こころ)を歌う平さん

詩吟を披露する来賓の福山東京芦良会長
(上4点は画像クリックで拡大します)

 懇親会後段の部(余興)は前田美智子副幹事長と永井珠海幹事の司会で進行。オープニングは会のテーマソングである「ふるさとの話をしよう」の替え歌(方言入り島風バージョン)を会員が歌い、始まりました。

 その後、平達也さんのカラオケ、定小百合さんによる日本舞踊「愛燦燦」、フラ舞踏塾を主宰する小林れい子さんらによるフラダンスショー、元気いっぱいのB−LINKsのメンバー5人のダンスが次々に披露されました。

 余興前・後段の幕間では、リフレッシュタイムとしてくじ引き大会が行われ、各テーブルごとの勝者が舞台に上がり、そこで勝ち抜いた6人に記原顧問が日本皐月協会に新花登録したサツキ「島育ち」を同顧問がプレゼントしました。

 余興後段の部でも元乙女達5人による創作踊りや島唄の部では脇田さん(会員)が「よいすら節」を、その後で山ゆり会の折原さんと村田さんも加わり3人で「一切朝花(ちゅっきゃりあさばな)節」を歌いました。また、かぶり物をした3人によるユーモラスな寸劇(いい湯だな)が笑いを誘いました。

 その後も余興は続き、最後の踊りの部では「渋谷音頭」「島のブルース」「六調」を、会員が輪になって所狭しと踊りまくりました。



・参加者の二人から以下の感想が寄せられました。

(女性) 会場はきれいで広々としてて、とても良いなと感じました。総会も懇親会の進行も来賓のあいさつ等も短くてスムーズで良かったです。余興もみんなで楽しむ感じで和気あいあいとしていたかなーという印象を持ちました。

一方で、みんなで写真とか撮らないのかなぁ?と思いました??・。パンフレットにも書いてありましたが、ホームページ紹介とか、あとプロジェクターとかで奄美の映像を映すとかありかなー?

あと若い子たちがオンライン参加とかできたらつながっていって、もっと配田ヶ丘同窓会に興味もったりしないかな? なんて思ったりしました。最初はオンライン、次はリアルとか。なかなか知らないところへ一人で飛び込むには勇気がいると思います。


 (男性) やっばり島の集まり&つながりの強さは東京でもすごい。次回も参加して平成卒組の二次会、コミニュケーションもいいかも。平成卒組があまりにも少ないからつながらんばっち思う。東京の奄高集まりもどこかでできたら。〜気持ちある人増えれば〜。

会場では寸劇(いい湯だな)や踊りなど余興の数々が披露された

・最後に閉会のあいさつに立った與島幹事長のコメントは以下の通り

 本日はコロナ禍にもかかわらず多数のご列席をいただき、ほんとうにありがとうございました。久方ぶりの開催でしたことから、いろいろと不手際がございました。けれどもご来賓の方々、会員の皆さま方の温かいご協力をいただき、盛会のうちに終えることになり、心から感謝申し上げます。

 余興の出し物はいかがでしたでしょうか。楽しんでもらえたでしょうか。来年は今回以上に役員一同工夫を凝らして、もっともっと楽しい同窓会にしたい、と思っておりますので、今回以上に多数のご参加をお願い致します。

フラダンスや島唄、日本舞踊、寸劇など余興の数々を楽しむ参加者
町田酒造(株)様ご協賛の「里の曙」

閉会のあいさつをする與島幹事長
・奄美新聞の記事を見る

・里村哲正さんアップの動画をYouTubeで見る 長朝花節 一切り朝花節 よいすら節

 帰りの港(平達也) 心(平達也) 

・総会パンフをPDFファイルで見る (1) (2) (3) (4) 
 (いずれもパスワードが必要です)

(写真・文責、実高S43年卒・HP管理人=山田信廣、2023.07.20up

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