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四国お遍路道を歩く(2)-HP管理人
同行の2人が結願達成

 HP管理人(小生)は、テニス仲間ら8人と3月22日から観光を兼ねて四国のお遍路道を歩いて来た。八十八カ所の霊場全てを歩いて一気に回るのではなく、レンタカーやバスなどを利用しながら1日1キロから数キロ程度を歩くいわゆる分割(区切り)お遍路だ。

 小生は今回が4回目の参加でやっと四十カ寺余を打ち終えた(巡礼した)が、同行の二人は四国4県の八十八カ寺を足かけ9年でお参りし、それぞれの本堂と太子堂で般若心経を唱え、ようやく結願(満願成就)を果たした。

第1番札所の霊山寺 第88番札所の大窪寺
第25番札所津照寺 結願達成のWさんとNさん(第88番札所前にて)
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 今回打ち終えたのは、高知県室戸市の第24番札所の最御崎時(ほつみさきじ)から始まり、25番、26番、27番の神峯寺(こうのみねじ)。香川県の84番屋島寺、85番、86番、87番、最後の88番大窪寺と、それに徳島県にある1番札所の霊山寺の10寺だ。

 初回参加時にも記したが、現在でもこの地域に住む人達の弘法大師(空海)に寄せる尊崇の念をいまさらながら強く感じた。また、外国(西洋)人の参拝者が多いのにも感心した次第であった。

 ガイドブックなどによると、4県の巡礼路にはそれぞれ特徴があり、徳島県は「発心の道場」、高知県が「修行の道場」、愛媛県は「菩提の道場」、香川県が「涅槃の道場」と呼ばれているそうだ。

 車など文明の利器を使っている小生の場合、それを感じることがなかった。しかし、40日余で約1,400キロの歩き遍路を通した人の著書によると、その呼称に心底から納得がいったと記されていた。

お遍路参加者一同(第84番札所の屋島寺にて)

  結願者のWさん(男性)は、歩き遍路で数回も結願した大先達・Tさんの案内を受けながら2017年春から参加。「68歳から始めたが、コロナ禍で中断があり9年もかかった。だが、77歳にして88寺を回り、語呂合わせも良い。少々疲れが残っているが、今は達成感に包まれている。先導してくれたTさん・Nさんに感謝している」と語っていた。

 同じく結願者のNさん(女性)も「きっかけを作ってくださった先達のTさんと毎回同行してくださった6、7人の方々にはお世話になり、感謝しております。1人(お遍路は弘法大師と一緒に歩くので、同行二人と言われるが?)では、とても成し遂げる事はできませんでした」 と話し、満足気な表情を浮かべていた。 

 小生も今年、77歳を迎える。88寺のうち参拝してない寺はその半分以上もある。気力と体力が続くなら、傘寿までには達成したいと考えているのだが。


地域の味と観光も満喫

 今回のお遍路行はせっかくなので、とばかりに行く先々で多くの観光地を訪問した。室戸岬灯台や源平合戦の一つ「屋島の戦い」で那須与一が矢を当てた「扇の的」の逸話が残る場所、大歩危(おおぼけ)峡谷、祖谷(いや)のかずら橋、小便小僧などを見て回った。

 大歩危峡谷は、半世紀前ほど前に出張絡みで高知市に行った際、土讃線の車窓から見て以来で当時を懐かしく思い出した。

 平家の落人伝説が残るかずら橋を見て渡るのは初だった。お遍路道中では西洋人を見かけたが、かずら橋ではアジア系の団体観光客が多かった。


徳島県三好市の大歩危峡谷 同市祖谷のかずら橋
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 徳島県鳴門市の大塚国際美術館の展示物には圧倒された。小高い山をくりぬいて建てられた美術館は地下3階、地上2階建て。常設展示スペースの延べ床面積は、約29,400平方メートル。

 西洋の有名な美術作品が、大小の陶板上にレプリカとして再現されていた。ゴッホの「ひまわり」やダ・ビンチの「モナリザ」 同じく「最後の晩餐」、ドラクロワの「民衆を導く自由の女神」等々。

 小中高の教科書で見た作品も多く、その数世界26カ国190余の美術館が所蔵する西洋名画1,000余点を、同サイズで特殊技術を用いて陶板に描いているのだ、という。

 さらに同館では、西洋美術を鑑賞者により深くそして楽しく理解してもらうため、展示の仕方も古い遺跡などを丸ごと再現した「環境展示」、西洋美術の変遷が理解出来るようにした「系統展示」、そして作品をテーマごとに展示しているそうだ。

バチカン市国のシスティーナ礼拝堂を模した天井画

山をくりぬき建てられた大塚国際美術館

 食も美味しいものが多かった。讃岐うどんをはじめ、本場土佐のカツオのたたき、鯛茶漬けなどを食した。おかげでちょっと太ってしまったのだが! 再訪したいと思っている。

(写真は同行者提供&管理人撮影、2026.03.31up)

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