レポート
 

第19回同窓会総会を開催−奄美高校・東京配田ヶ丘同窓会

 奄美高校・東京配田ヶ丘同窓会(記原正一郎会長)は7月15日、東京・JR市ヶ谷駅近くのホテルグランドヒル市ヶ谷で第19回同窓会総会・懇親会を開催した。

 総会には関西配田ヶ丘会同窓会、関東地区の他校同窓会、東京奄美会などからの来賓を含め約100人が出席。今年も絆を大切に、親睦の和を広げよう!!をテーマに、旧交を温めながら親睦を深めた。

懇親会後段の部で「ふるさとの話をしよう」を歌う参加者

 第14回から4年連続で使用していた本会場が大規模修繕工事に入っていたため、昨年は他の会場で開催したが、今年は2年ぶりに馴染みの会場に舞い戻った。

 実行委員メンバーは午前9時過ぎに集合した。叶正喜実行委員長(幹事長、S43年卒)指揮の下、與島隆博さんや川崎好純さん(共にS45年卒)らと女子会メンバーが中心となって受付周りなどの設営を開始。
同11時前にはほぼ準備を整え、来場者を待った。

蝦名和代女性部長手作りの盛り花

あいさつする記原会長

祝辞を述べる富佐関西配田ヶ丘会同窓会会長

祝辞を述べる中村関東前田ヶ丘同窓会長

仁禮さん撮影の渋谷・鹿児島おはら祭のパネル写真

ずらりと並んだ奄美名産の黒糖焼酎

 総会は従来通り会員のみで開催し、来賓は懇親会(前段、後段)から参加してもらう式次第の構成。総会では執行部から会務・会計報告と新年度の会務予定・予算見積り、それに役員改選に伴う新会長承認の5案が説明された後、それぞれいずれの議案も満場一致で承認された。

 そのうち、第5号議案の役員改選では新会長に叶幹事長が就任。幹事長には與島副幹事長、事務局長には仁禮善美副事務局長(S44年卒)、会計長には川崎幹事が選出・承認された。

−懇親会はカラオケ等で盛り上がる−

 懇親会場では会が始まるまでの間、杉井勝義さん(S38年卒)がスチールギターで奄美新民謡などを演奏し、会の雰囲気を盛り上げていた。

 前段の部は来賓を拍手で迎えて始まった。宮田美千枝さん(S38年卒)の司会進行で、郷土遥拝などに続き旧大島実業高校と奄美高校の校歌を斉唱した。

 続いて、あいさつに立った記原会長は、来賓や参加会員に謝意を表した上で「母校の生徒会スローガンは『挑戦5つの情熱〜無限の可能性を信じて〜』に決定したそうです。生徒、職員が一丸となってボランティア活動などに取り組んでいることを聞き、うれしく誇りに思っている」「今回の総会で退任しますが、今後も皆さま方のご協力で盛会になることを祈念している」などと述べた。

小勝顧問(右)の音頭で乾杯する参加者

杉井勝義さん(左)のスチールギターに合わせ歌うS38卒生ら

「涙そうそう」を歌う奄美高校卒業生メンバー

 来賓紹介後、富佐辰浩関西配田ヶ丘会同窓会会長と中村和浩関東前田ヶ丘同窓会長がそれぞれ祝辞を述べた。富佐さん母校の大島工業と中村さん母校の大島北高は共に旧大島実業高校がルーツとなっているだけに、学校の歴史や変遷に触れた上で、同窓会活動などを通じて今後も互いに協力していきたいなどと表明した。

 その後、山ゆり会メンバーの
折原誠司さん村田キヨミさん、来賓の郡富士義さん(東京笠利会顧問)、それに脇田真由美さん(S59年卒)が祝唄の「朝花節」を歌い祝福した後、小勝竹雄顧問の音頭で乾杯。参加者は久しぶりの再会を喜び合い、会場には歓談の輪が広がった。

フラダンスを披露するI・Jさん

同じくフラダンスを披露する小林れい子さん

記原会長(右)からサツキを贈られたジャンケン勝ち抜き戦の勝者

 懇親会後段の部(余興)は與島隆博さんと永井珠海さん(H7年卒)の司会で進行。オープニングは会の愛唱歌である「ふるさとの話をしよう」の替え歌(島風バージョン)で始まった。

 その後、S38年卒生らによる歌、フラ舞踏塾を主宰する小林れい子さんらによるフラダンスショー、平スガノさんのカラオケが次々に披露された。

 余興前・後段の幕間では、リフレッシュタイムとしてじゃんけん大会が行われた。テーブルごとの勝者11人が舞台に上がり、そこで勝ち抜いた6人に記原会長からサツキがプレゼントされた。

「夜叉海峡」を歌う平さん

元気にカラオケを歌う住誠一郎さん

富佐さん従兄によるカラオケの共演

閉会のあいさつをする叶新会長

 さらに、余興後段の部では折原さんらが「一切(ちゅっきり)朝花節」を歌った後、希望者によるカラオケの競演が行われた。

 続いて太鼓を先頭に「さんだまけ崩し」で八月踊り連が入場し輪を作りながら踊り始めると、懇親会のムードは一気に高まった。鹿児島おはら節や渋谷音頭、六調などを全員で次々に踊り舞った。


 出演者は会員や会員の関係者ばかりで、会のアットホームな雰囲気と相まってほろ酔い気分の出席者を大いに楽しませた。会は終盤に近づくにつれ大盛り上がりとなったが、午後3過ぎ、叶実行委員長による閉会のあいさつを受け散会した。

六調を歌う脇田さん(手前左)と山ゆり会メンバーの皆さん

最高潮となった六調の踊り

 ・叶実行委員長(幹事長)コメントは以下の通り

 今回は、定期総会・懇親会が始まるまでは、会員の出足が鈍く事務局長共々ハラハラドキドキの日々でした。今年の異常気象で、開催当日は例年の炎暑の候というより梅雨寒の中での開催となりました。

 しかし、役員の皆さまが朝早くから準備に取り組まれ、今までにない円滑な進行の下で配田ヶ丘らしい工夫を凝らした素晴らしい会でした。来年は20周年を迎えますので、役員一丸となって盛大に開催したいと思います。役員の皆さんご協力ありがとうございました。

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(撮影、仁禮善美=実高S44年卒、山田信廣=実高S43年卒、2019.07.23up)


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