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私の好きな奄美−山村流美子

 HP管理人から⇒小生のテニス仲間だった友人から標記の原稿を頂きました。奄美を好きになりリピーターとして訪れてくれるのは、出身者としてとてもうれしい限りです。お目通しいただければと思います。


 昨年、今年と2回ずつ娘と共に3泊4日の日程で奄美旅行を楽しみました。泊まるのはいつも龍郷町芦徳の海辺にある某ホテルです。特に魚釣りやダイビングをするのではありませんが、自然や人情が素朴でまったりと過ごせるのが好きで訪れるようになりました。

芦徳海岸の日の出

 もともと南の島が好きで、一昨年までは沖縄県の久米島を20年ほど連続で訪れていました。少々、景色に飽き始めていたところに、地元の知人から辺野古基地問題など政治的な話も振られるようになり、「せっかくリゾートに来たのに」と、ちょっと気持ちが引き始めていました。

 そんなところに、テニス仲間だった知人から、とても甘く程よい酸味のタンカンをもらったのも奄美旅行へ変更する一つのきっかけになりました。タンカンを現地で味わってみたいと、翌年の1月に出掛けました。

 しかし、それは空振りに終わりました。後から分かったことですが、奄美タンカンのブランドを維持するため、奄美では出荷の解禁日が毎年2月1日だったのです(笑)。

芦徳海岸にあった芸術作品(?)

 奄美ではぼんやりと過ごす一方で、滞在中にはレンタカーで500キロほど走り、山と海岸線が織りなす景観も楽しみます。特にお気に入りの景色は奄美空港から名瀬に向かう途中の海岸線です。ハワイの田舎に似ているなと感じています。

 途中には本場に近い味のハンバーガーショップがあり、必ず立ち寄ります。それから、東京では胃もたれしてあまり食べられなかった海鮮丼ですが、瀬戸内町古仁屋の某食堂のそれはそんなこともなく、好きになりました。

 奄美は一昨年、沖縄県北部などと共に世界自然遺産に登録されたのを機に観光客が増えており、ホテルの建設などが相次いでいると聞きました。

大和村徳浜の断崖

 奄美にはまだまだ手付かずの自然が残っていると思います。私は、奄美のひなびた風景と観光客馴れしてない人たちが好きで、訪ねています。今後とも多くの観光客を取り込むため、大規模な観光開発が進むと思いますが、世界自然遺産の名に恥じないよう、十分な対策を立てながら取り組んでもらえればと願っています。

奄美観光を楽しむ娘と私
※上記内容の要約(投稿)が奄美新聞11月7日付けに掲載されています。 こちらはPDFでアップしています。
(2023.11.15up)

 
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