会員からのお便り


実高昭和45年卒生が全国同窓会を都内で開催―初谷由利子 

 鹿児島県立大島実業高等学校(現奄美高校)を昭和45年(1970年)に卒業した同窓生は10月30日(水)、日本教育会館喜山倶楽部(千代田区一ツ橋)で卒業50周年記念全国同窓会を盛大に開催した。

 全国同窓会は、これまで奄美で3回開催した。前回の全国同窓会で、次回は島外で企画してほしいとの意見等があり、「令和という新しい時代を迎え、新たな時代の幕開けに」と、3年ぶり4回目の全国同窓会を初めて都内で開催した。

 全国的な同窓会は今回が最後とあって、これまでとは一味違った雰囲気の中、久しぶりに懐かしい仲間と旧交を温めるとともに、これからはお互いに「身体を大事にして長生きを心掛けよう」と誓い合った。

  大島実業高校「昭和45年卒」卒業50周年記念全国同窓会(令和元年10月30日)
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 今回の全国同窓会の開催に当たっては、去る6月に「島さばくり」が好きな10名で実行委員会を立ち上げてから4カ月を経て開催した。

 当日は秋晴れの天候にも恵まれ、島をはじめ13都府県から80人が出席した。そのうち、有志31人は午前10時から観光バスで浅草寺、皇居、国会議事堂、靖国神社など都内観光を楽しんだ後、午後2時に会場で合流した。

浅草寺 靖国神社

 会場は懐かしい顔ぶれに笑顔と熱気に包まれた。テーブルには「みき・かしゃ餅・かりん糖」等のお土産が並び昔懐かしい奄美の味を堪能するとともに、美味しい黒糖焼酎(里の曙)に酔いしれ、時間を忘れて思い出話に花を咲かせた。

受 付

全員で校歌斉唱

 会は午後3時から與島隆博(機械科卒)・初谷由利子(家政科卒)両名の名司会で進行。新島栄勝実行委員長(化工科卒)が「全国同窓会を都内で開催するに至った経緯等」を説明した。

 その上で「島をはじめ13都府県から大勢の皆さんが参加し、このように盛大な同窓会が開催できた」と皆の協力に対する謝意と「皆さんを送り出して下さった」ご家族の皆さんへの感謝の言葉を述べた。

 さらに「同窓生とはこれから先10年、20年と繋がっていきますが、我々もいよいよ70代へと突入します。これからは一層身体を大事にして長生きを心掛けてまいりましょう」などと挨拶した。

会場の「喜山倶楽部平安の間」 挨拶する新島実行委員長

 豊田久夫君(化工科卒)の祝唄に続いて登進君(機械科卒)による乾杯。その後、各科代表挨拶、各地方代表挨拶(奄美・九州・関西・東海)、自己紹介などが続いた。

祝唄を披露する豊田君(化工科卒) 琉球舞踊を披露した山下君夫妻(機械科卒)
奄美代表挨拶川畑よつ子さん(家政科卒) 九州代表挨拶東郷晋一君(電気科卒)
関西代表挨拶前田健一郎君(機械科卒) 東海代表挨拶池田晃君(電気科卒)

 その後、奄美二世の演歌歌手「徳永ゆうき」さんもお祝いに駆け付け、新曲NHK(しぶ5時)のテーマソング「渋谷節だよ青春は」を披露するなど、最後の全国同窓会に花を添えた。
                 30分にわたり熱唱する「徳永ゆうき」さん

 また、東京配田ケ丘同窓会メンバー(與島隆博君・川崎好純君・初谷由利子さん・栄洋子さん・元田康子さん)の踊り(渋谷音頭)に続いて、沖永良部から参加した山下幸秀君(機械科卒)夫妻による琉球舞踊、島から参加した豊田君の島唄など、盛り沢山の余興や隠し芸を楽しんだ。

 最後は、豊田君と武田光則君のコンビによる島恒例の六調で宴も最高潮に達した。

隠し芸をする東京配田ケ丘同窓会の皆さん 渋谷音頭を踊る東京配田ケ丘同窓会の皆さん


 宴は大盛況の中、前田不二男君(機械科卒)の閉会の挨拶と平田幸造君(機械科卒)の万歳三唱で散会。その後は会場近くの居酒屋で二次会・三次会へと続き、東京の夜を満喫した。

 末筆ながらお祝いや差し入れをして下さった皆様には、実行委員を代表致しまして心より御礼申し上げたいと思います。

     参加者の皆さん当日のDVDを楽しみに

     栄えある実高最後の卒業生 万歳!!
(2019.11.13up)
 

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