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奄美の一村記念美術館グループ展に参加−津江三千子

 私は、主体美術協会奄美パーク・田中一村記念美術館で3月に主催する「ひぐらし展(グループ展)」に招待作家として、「ささやき 2014」(193.9×260.3)と20号2点を出品・参加することになりました。

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 私の絵は、現実にある風景をそのまま写生するのではなく、心の中に思い浮かべたり刻み込まれた心象風景を描く抽象画で、奄美や沖縄に咲くサガリバナをモチーフとした作品を多く手掛けています。

 これまで、東京・銀座などで5回ほど個展を開催した他、2005年には一村美術館でも企画個展を開催させていただきました。

「ささやき 2014」(193.9×260.3)

 今回、同協会が奄美でグループ展を開催することになったきっかけは、寺田政明先生(画家)に学んだ主体美術協会会員の一人が奄美在住だったことから始まり、併せて奄美の自然に触れて創作への意欲を燃やし、田中一村の絵も見たいということで実現したようです。

 私はこの会とは全く関係ないのですが、美術館の方から奄美の作家も入れてほしいとの要望があり、私は招待作家としてお誘いを受けた次第です。参加する作家は私を含め9人。うち2人が招待作家で、寺田先生は特別出品いたします。それぞれ3〜5点の作品が展示される予定です。

 余談ですが、寺田先生は俳優の寺田農さんの実父で、すでに故人となっております。

 コロナ禍での故郷・奄美での美術展開催をとてもうれしく思っています。期間は3月3日(木)から同15日(火)で、入場無料です。お近くの方はぜひご観覧いただければと思います。

(旧姓重信=実高S43年卒、2022.02.25up)


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