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富士山すそ野一周を歩く(11)−HP管理人
         
〜田貫湖(静岡県富士宮市)〜ふもとっぱら(同)まで


 小生は昨年春から富士山のすそ野を一周する某旅行会社のウオーキングツアーに参加することにしました。毎月ほぼ1回開催で第17回まであり、全周は約153Kmの距離になります。

 以前、小勝顧問ご夫妻が行ったウオーキング日帰り旅行に倣い、後期高齢者になる前にと思い立ちました。第11回目(2月18日)は、田貫湖からふもとっぱらまで。

 
行程は小田貫湿原⇒遠照寺・陣馬の滝⇒猪之頭公園⇒麓の吊橋⇒ふもとっぱら。久しぶりの土道や砂利道の自然道と舗装道と合わせ距離は約9Km、歩行時間約3時間30分。天候は曇り。

厚い雲間に覆われた富士山(標高3,776m)、朝霧高原のドライブインから

長者ヶ岳(1335.8m)登山口への標識

 明け方には小雨が降っていました。新宿からの出発時の曇り空は一日中続き、富士山はほとんど見えなかったが、ほんの一瞬だけ顔を見せてくれたのが帰路のバスの中から確認出来ました。

 今回も厳冬期にもかかわらず雪は全く無く、季語の「山眠る」がごとく、山中の道では冬枯れの静まり返った自然道のウオーキングを楽しむことが出来ました。

 ほとんどが朝霧高原の外縁を歩くコースで、道中にはキャンプ場などが整備され、冬場にも関わらず終点のふもとっぱらのオートキャンプ場では大型テントを張り、キャンプを楽しんでいる姿を見掛けました。


小規模な湿原 湿原の花や小動物を紹介する看板

 出発地の田貫湖から約1Kmほどで小田貫湿原。湿原基底には不透水性の古富士泥流層が分布し、その上に厚さ1m前後の新富士火山の黒土層が堆積しており、富士山麓では唯一の湿原だそうです。

 規模は小さいながら幾つかの池塘(ちとう)が点在していました。春から夏にかけて、湿原特有の植物(
ノハナショウブやサワギキョウ、オカトラノオなど)やチョウチョなどの昆虫類、水生生物が見られるとのことでした。


 道中の庭先ではフクジュソウが咲き、あぜ道のフキノトウは芽を出し、ウメもほころび始めていました。また、空を見上げればパラグライダーが飛び、陣馬の滝では小さな子供らが水遊びをしてはしゃいでいました。

 こんな光景を見て、寒い日が続いている中にも一歩ずつ確実に春が近づきつつあるのを感じた次第です。


山の中腹から飛び立つパラグライダー

陣馬の滝

 大昔の学生時代にここの猪之頭地区出身のE君と付き合いがあったことを思い出しました。卒業後、長男だったことなどから地元で就職したと人づてに聞いたことがありました。

 のんびりした性格の彼が住むには、こんな素晴らしい自然に恵まれたこの地区は、ちょうど良い所ではないかと思いました。


日蓮宗の遠照寺 寺の近くを流れる撫で川

 猪之頭中学校を過ぎた辺りから山道に入り、久しぶりに変化に富む土道や砂利道を歩き楽しいウオーキングとなりました。

 途中には長さ60メートル、高さ10メートルの吊橋もあり、重量制限があることから40人が10人づつに分かれて渡りました。やはり、吊橋はゆらゆらと揺れちょっとしたスリルが味わえました。


猪之頭

天照大神を主祭神とする伊勢神明宮

麓の吊橋

ふもとっぱらのオートキャンプ場と大室山(正面、1,468m)

 ウオーキング終了後の温泉は、富士宮市街地にある「花の湯」。往路・復路とも中央高速道利用でした。

 余談ながら、道の駅「なるさわ」から出発地の田貫湖へ向かうバスの中で、講師がオウム真理教の教団施設(サティアンなど)があった山梨県の上九一色村の現状を説明してくれました。

 それによると、平成の市町村合併で同村は分割され、南部は同県富士河口湖町に北部は甲府市の一部になっている、とのことでした。

 当時は地下鉄サリン事件や警察庁長官狙撃事件、上九一色村の教団施設一斉捜査などのニュースが連日報じられていたのを思い出しました。


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(HP管理人=山田信廣、2024.02.21up


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