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富士山すそ野一周を歩く−HP管理人
〜北口本宮冨士浅間神社から忍野八海まで〜
小生は今春から富士山のすそ野を一周する某旅行会社のツアーに参加することにしました。毎月1回開催で第17回まであり、全周は約153Kmの距離になります。
以前、小勝顧問ご夫妻が行ったウォーキング日帰り旅行に倣い、後期高齢者になる前にと思い立ちました。第1回目(4月23日)は、北口本宮冨士浅間神社から忍野八海まで。距離約8Km、歩行時間約3時間。天候は曇り。
北口本宮冨士浅間神社
後方にそびえる三ツ峠山
富士山頂から「道の駅富士吉田」の一角に移築されたレーダードーム
「道の駅富士吉田」の広場
バスは午前7時半に定刻通り新宿を出発。中央高速道は渋滞も無く順調に流れ、出発地点の北口本宮冨士浅間神社(山梨県富士吉田市)に着きました。車窓からはヤマフジやキリ(桐)が紫色の花を咲かせ、目の保養になりました。
この神社が祭る主神は、「木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)」、火の災難除けの神様として知られているそうです。小生も事故無く無事に全行程を歩き切れるよう、祈願しました。
行程は車が通る舗装道路や東海自然歩道が入り交じっていました。春の山を擬人化して「山笑うが如し」と表現した言葉がありますが、まさにピッタリの風景が見られました。さらに、さまざまな木の花や山野草が華やかではないものの、心惹かれる小さな花を人知れず咲かせていました。
陣馬の滝
爽やかな新緑の中、ウォーキングを楽しむ一行
忍野八海は山梨県有数の観光地として有名ですが、小生は初めて来ました。ツアー日は、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、「2類相当」から「5類」に引き下げられる前でしたが、外国人を含む観光客の多さには驚きました。
しかし、ツアーに同行した講師の話では今日でもコロナ前の7割程度の回復で、最盛期にはわずかな距離を移動するのに大変だったそうです。小生はそれでも、日常が元の状態に戻りつつあることを実感した次第でした。
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忍野八海の案内看板
忍野八海風景1
忍野八海風景2
ツアーには添乗員の他、山野草や歴史などに詳しく経験豊富な講師がガイドしてくれたため、いまさらながら「木花開耶姫命」の話などいろいろと勉強にもなりました。
ただ一つ残念だったのは、当日は朝からずっと曇り空が続き、霊峰富士の雄姿が見られなかったことでした。ようやく見られたのはツアー終了間近でそれも山の頂ではなく、稜線の一部でした(それも電線越しに)。次回のツアーを期待することにしました。
当日は久しぶりに温泉にも入ることができ、さっぱりした気持ちでバスに揺られ、帰路に着くことが出来ました。
(HP管理人=山田信廣、2023.5.15up
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