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富士山すそ野一周を歩く(10)−HP管理人
         
〜白糸の滝前(静岡県富士宮市)〜田貫湖(同)まで

 小生は昨年春から富士山のすそ野を一周する某旅行会社のウオーキングツアーに参加することにしました。毎月ほぼ1回開催で第17回まであり、全周は約153Kmの距離になります。

 以前、小勝顧問ご夫妻が行ったウオーキング日帰り旅行に倣い、後期高齢者になる前にと思い立ちました。第10回目(1月28日)は、白糸の滝前から田貫湖まで。

 
行程は白糸の滝前⇒天子の森キャンプ場⇒田貫湖。全てが舗装道で距離は約8Km、歩行時間約3時間。天候は曇り。

雲の上に頂上をのぞかせる富士山(標高3,776m)

冬枯れの樹々の間から流れ落ちる白糸の滝

雲間からも勇壮な姿を見せる富士山

 新宿からの出発時の薄曇りは一日中続き、富士山の一部が顔を出したり隠れたりのウオーキングとなりました。暖冬なのか厳冬期にもかかわらず雪は全く無く、季語の「山眠る」がごとく、山中の道では冬枯れの静まり返ったウオーキングが楽しめました。

 第9回まで残っていた出発地の白糸の滝の紅葉は全く無くなり、観光客も少なく閑散としていました。内野神社までは車道の歩道を歩き、昼食後は同神社から天子の森キャンプ場の舗装道を経由して田貫湖に出ました。

 道中にはキャンプ場やバーベキューサイトなどが整備され、夏場のシーズンには子供たちの歓声でにぎわうそうです。が、時折ドライブを楽しむ車が通るくらいで、キャンプを楽しんでいる風景は全く見かけませんでした。

天子ヶ岳(左、1330m)と長者ヶ岳(1335.8m)

手入れされた天子の森

 内野神社は同神社の石碑(社誌)によると、昭和46年7月内野区内の各神社を合祀して建立されたそうです。

 合祀された神社は、横手沢氏神社や山神社、大神宮などの計5社。ご祭神は伊耶那神(いざなぎのかみ)や素戔嗚神(すさのおのみこと)、大山祇命(おおやまずみのかみ)など10柱ほどでした。

内野神社(上)と石碑

田貫湖と雲間に隠れた富士山

 田貫湖は朝霧高原の西、長者ヶ岳の麓に位置しており周囲4km。農業用水を確保するために造られた人造湖です。

 四季折々に
絶景の富士山が楽しめるビュースポットと言われていますが、この日は中腹から頂上まで厚い雲に覆われていました。

 資料によると、波が静かなことから逆さ富士が良く見られるそうです。特に4月20日前後と8月20日前後の約1週間は、「ダイヤモンド富士」の実物と湖面に映るそれが「ダブルダイヤモンド富士」として、見られるそうです。

 
ウオーキング終了後の温泉は、富士宮市街地にある「花の湯」。往路・復路とも中央高速道利用でした。

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(HP管理人=山田信廣、2024.02.02up


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