津江さんの絵画は、現実にある風景をそのまま写生するのではなく、心の中に思い浮かべたり刻み込まれた心象風景を描く抽象画です。その技法を使い、自然との共存や命の美しさをモチーフとした作品を多く手掛けています。
これまでサロン・ドトーヌ展入選8回、第47回ベルギー・オランダ美術賞大賞など多くの作品が賞を得ています。
今回の【ささやくものたち2022】と題する個展の中で、写真上の「春の賛歌」(720mm×2730mm)は、喜びが溢れる春のイメージを膨らませながら半年余をかけて完成させたそうです。この他、写真下の8点や小品など十数点の作品が展示される予定です。
津江さんは「コロナに気を付けながら銀ブラを兼ね、ぜひともご高覧いただければうれしい限りです」と、話しています。 |