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春の息吹を感じて−HP管理人

 コロナ禍とロシア軍のウクライナ侵攻で、鬱々(うつうつ)とした日々が続いている4月某日。気分転換を兼ねて東京都小金井市などを流れる野川を散策し、一人花見を楽しんだ。

 両岸にはソメイヨシノや枝垂れザクラ、レンギョウなど春の花が咲き競っており、まさに春らんまん。老境に入る身ながら、春の息吹で新たなエネルギーが体内に注入されるのを感じた。


満開となったソメイヨシノ
川岸の枝垂れザクラ
枝垂れザクラ 山ザクラの一種(オオシマザクラ?)

 野川は国分寺市の恋ケ窪地域内の森にある湧水が源流。国分寺崖線にある数か所の湧水などを集めて世田谷区の二子橋近くで多摩川に合流する。延長は約20キロメートル。

 住宅街を流れる小河川ながら、自然な水辺の環境が保たれている。小金井街道から川沿いに三鷹市方面へ下ると、野川・武蔵野の両公園や多磨霊園、国際基督教大のキャンパスなど多くの緑地帯が広がっている。

 そのためか、サギやカモなどの鳥類、コイやザリガニなど魚類、昆虫など数多くの姿が見られる。小生は見たことがないが、オオタカやフクロウも生息しているという。


野川から武蔵小金井駅方面を見る
住宅街を流れる野川
水遊びや魚釣りを楽しむ子供ら
野川の水辺 散りかけたコブシの花

 当日はやや風があったものの、親子連れがのんびりと花見を楽しむ中で水遊びや魚釣りに興じる子供らの姿が見られた。

 こんな平穏無事の世界がある一方で、地理的には遠いながら眼前(TVやネット)では容赦ない殺りくの世界が繰り広げられている。コロナ禍とともに一日も早く収まってほしいと願いながら家路に着いた。


レンギョウとユキヤナギの競演
レンギョウ
ユキヤナギ
カイドウ

ボケ
ヤマブキ 白とピンクの咲き分け花モモ

(HP管理人=山田信廣、2022.04.05up)

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