実高昭和36年入学の同窓会開催−中村孝也
大島実業高校(現奄美高校)昭和36年入学の同窓生は11月11日、奄美市のホテルで全国同窓会を開いた。この日は、奄高創立100周年記念式典出席で帰郷した関東や関西の仲間を含む54人と恩師の松下健ご夫妻が出席。歓談の輪が広がり、夜遅くまで楽しい一時を過ごした。
会の名前を昭和36年入学としたのは、幹事数人で「実高を卒業したか否かにこだわらず、短期間でも配田ヶ丘で一緒に学んだ仲間がより多く参加できるように」と、話し合って決めた。
幹事の一人として色々大変なこともあったが、参加者が喜んでくれたことで、これまでの苦労や疲れも吹っ飛んだ。当日は40余人での2次会も盛り上がり、帰途に着いた時には日付が変わっていた。すがすがしい余韻に浸りながら寝床に着いた。
(S39実高卒、2017.12.24up)
芸術の秋2題−HP管理人
HP管理人は10月下旬の某日、上野で秋のサツキ盆栽第15回「錦秋展」を観覧し、有楽町では山田淳子さんの「陶芸・絵画30周年個展」を鑑賞した。両方とも素晴らしい作品ばかりで、小雨の降る日だったが、久しぶりに眼の保養をさせてもらった。
錦秋展には、本同窓会の記原正一郎会長がサツキの盆栽2鉢を出品。最優秀賞と優秀賞を受賞した。
他の愛好者が育てたサツキ盆栽も大木を思わせる堂々とした幹から枝葉が広がり、しっかりとした立ち姿は芸術作品と言えるほどの出来栄え。主催者は「サツキは春にはいろんな花の美しさが、秋は盆栽の自然美の双方が楽しめるのが、魅力です」と話していた。
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優秀賞受賞の記原会長作品「白琳」
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「白琳」の見事な根と幹
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(一社)日本皐月協会名誉会長 河野洋平元官房長官
が特別出品した「金采」
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最優秀賞に輝いた記原会長の作品「彩晃」(浜友支部推薦)
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季節外れに花を咲かせていたサツキ
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根上がりのサツキ(45万円の値札が付いていた)
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一方、有楽町の東京交通会館のギャラリーであった瀬戸内町出身の山田淳子さんの個展も力作揃いばかり。奄美の風景や家族などの人物、静物などを描いた日本画42点と大小合わせ約130点の陶芸作品を展示した。多くの人たちがユニークな模様の陶芸作品や日本画に見入っていた。
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ユニークな模様の陶芸作品の数々。右端の作品名は「けんむんの塔」
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作品の前で笑顔を見せる山田淳子さんとご主人の幸一郎さん
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表面にサンゴ礁を使った壺2点
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淳子さんは東京瀬戸内会長の山田幸一郎氏夫人で、夫の郷友会活動のよき理解者だ。「節目の30周年記念で開催したが、展示作品の購入希望が多かったのには驚いた。陶芸や絵の小物は何点か売ったが、1年がかかりで仕上げた大きめの絵は愛着がありとても売る気になれなかった」と語っていた。
また、「奄美新聞に掲載されたおかげで、奄美の親戚や知人からお祝いの電話をたくさんいただいた。皆さまに感謝しています」と話していた。
(山田信廣=実高S43年卒、2017.11.06up)