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さつきフェスティバルで最優秀賞受賞−記原正一郎

 私は、東京・上野公園で先に開催された日本皐月協会主催の「2014さつきフェスティバル」支部選抜の部で、最優秀賞をいただくことができました。

 趣味として、私はこれまで40年ほどサツキを育ててきました。このフェスティバルで最優秀を受賞するのは初めてで、とても感激し今でもその余韻に浸っています。 また期間中、同窓会の方々もサツキ鑑賞に訪れてくれ、大変うれしく誇らしい気持ちになりました。


サツキ鑑賞に訪れてくれた同窓会の方々と記念撮影(中央が私)


 出品したのは下の写真の「筑峰」で、樹高85センチ、根元の幹回り42センチのサツキで大品の部に入ります。花はピンク系で小ぶりですが、樹枝にびっしりと満遍なく付いています。自分では、花期以外も盆栽として観賞に堪えうる逸品だ、と思っています。

 実はこの築峰は、3年ほど前の福島第1原発事故の影響を受け、避難した方から譲ってもらったものです。持ち主が避難していたため、水やりも十分でなく葉はしおれ、枯れるのではないかと心配したほどでした。そのため、その年の花を十分に咲かせることはかないませんでした。

 その後、水やりや施肥、剪定(せんてい)などの世話を他のサツキよりも気を付けて取り組んできました。昨年のフェスティバルでは、出品した「彩晃」が小品部門での努力賞に終わりました。まさに昨年いただいた賞を地で行く“コツコツと努力”した結果のたまものではないか、と考えています。



最優秀賞をいただいた「築峰」

上野公園竹の台広場のフェスティバル会場

 昭和40年代にはサツキの一大ブームがありました。その後、少しづつ低調となり今に至っています。しかし最近、フェスティバルの度に思うのですが、年々サツキ展の見学者(特に外国人)が増えているような気がします。

 この「築峰」の前でも日本人ばかりでなく、中国人らも足を止め鑑賞してくれていました。サツキ盆栽の良さが、外国人にも受け入れられている証しだ、と思っています。

 昨年の会員便り「サツキに魅せられ40年」の中で、「今年は入賞ならなかったが、来年の『さつきフェスティバル』での上位入賞を目指し、より一層の丹精を込めたサツキ作りに明日から頑張っていきたい」と記しました。 今は、受賞の喜びの中で、ホッと一安心しているところです。

(実高S38年卒、2014.06.06up)


朝山奄美市長の当選祝賀会開催−奄美市連合会な

 東京奄美市連合会は2月2日夜、東京奄美会の協賛を得て東京・JR四谷駅近くの主婦会館プラザエフで朝山毅奄美市長の当選祝賀会を開催しました。

 関係者約120人が参加する中、私(三谷ユミ子)も市連合会の役員として出席し、花束贈呈の大役を務めさせてもらいました。

 また、この日は鹿児島県立大島高校野球部が今年の選抜高校野球大会に21世紀枠で出場する報告もあり、会場は二重の祝賀ムードに包まれました。

  朝山市長に花束贈呈する私

あいさつする朝山市長

あいさつする徳岡奄美市連合会会長
あいさつする英東京奄美会会長

 祝賀会は、奄美市連合会の徳岡辰寛会長と東京奄美会の英辰次郎会長が祝辞を述べた後、朝山市長への花束とお祝いの贈呈が行われました。続いてこの日、有楽町にある鹿児島県のアンテナショップ「かごしま遊楽館」で、奄美タンカンの売り込みキャンペーンを行ってきた朝山市長があいさつに立ちました。

 昨年の市長選で無投票再選された同市長は、奄美振興開発特別措置法(奄振法)の見通しや奄美ナンバープレートの施行、奄美・琉球の世界自然遺産登録に向けた取り組みなど、奄美市と奄美群島が抱える課題や2期目の抱負などをていねいに説明しました。

田中達三東京奄美会顧問の音頭で乾杯した

久永さとみさんの歌に合わせ踊る奄美市連合会女性部

徳永ゆうきさんの歌に合わせ踊る奄美市連合会女性部

最後は総踊りで盛り上がった

 乾杯と歓談の後、本部安陵会(大島高校同窓会)の丸田卯禮男会長は、センバツ出場の経過などに触れた後「奄美勢初の甲子園出場で奄美全体が大いに盛り上がっている。大高関係者ばかりでなく、多くの方々に応援資金の協力をお願いしたい」などと呼び掛けました。

 祝賀ムードが盛り上がる中、余興の部では久永さとみさんが新民謡を、昨年11月デビューした徳永ゆうきさんがオリジナル曲「さよならは涙に」などを歌い、歌に合わせて奄美市連合会女性部が優雅に踊り、花を添えました。

 また、奄美市連合会を構成する「住用会」「名瀬会」「笠利会」も順番に踊りや島唄などを披露しました。

甲子園出場を報告する本部安陵会の丸田会長
閉会の辞を述べる小勝奄美市連合会顧問

 会は終盤になるに従い大きな盛り上がりを見せ、円陣を組んで「八月踊り」から「島のブルース」、「六調」の総踊りが繰り広げられました。そんな中、大島高校センバツ応援の募金箱が回され、私も気持ちばかりの金額をカンパしました。

 いよいよ宴もたけなわとなった頃、終了時刻となり小勝竹雄奄美市連合会顧問が閉会の辞を述べた後、同じく同市連合会の野沢有得副会長が万歳三唱で会を締めお開きとなりました。

 ・大島高校野球部のセンバツ関連情報はこちらをクリックしてください。

(三谷ユミ子=実高S41年卒、2014.02.07up)



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