レポート

第16回同窓会総会を開催−東京配田ヶ丘同窓会

 東京配田ヶ丘同窓会(記原正一郎会長)は7月18日、東京・JR市ヶ谷駅近くのホテルグランドヒル市ヶ谷で第16回同窓会総会を開催した。

 15回目の節目となった昨年の総会に比べ出席者は減少したものの、母校や本部、関西支部、他校同窓会、東京奄美会などからの来賓を含め約120人が出席。今年も絆を大切に、親睦の和を広げよう!!をテーマに、旧交を温めながら親睦を深めた。

校歌斉唱する参加者

 当日、実行委員メンバーは午前9時に会場に集合。叶正喜実行委員長(幹事長、S43年卒)指揮の下、受付周りや垂れ幕などの設営を開始。3年連続で同じホテルが会場とあって、同11時前にはほぼ準備を整えた。

 会場は普段は結婚式場に使われており、高い天井からは豪華なシャンデリアが吊るされ華やかな雰囲気。また、受付向かいには仁禮善美さん(S44年卒)が撮影した6月の「渋谷・鹿児島おはら祭」などの組み写真も展示され、祭の参加者らが見入っていた。

 総会は従来通り会員のみで開催し、来賓は懇親会(前段、後段)から参加してもらう式次第の構成。総会では執行部から会務・会計報告と新年度の会務予定・予算見積が説明された後、会務・会計報告などいずれの議案も満場一致で承認された。

あいさつする記原会長

乾杯の音頭を取る小勝竹問

 懇親会場では杉井勝義さん(S38年卒)が会が始まるまでの間、スチールギターで奄美新民謡などを演奏し場を盛り上げた。来賓入場に続いて、記原会長が来賓や参加会員に謝意を表した上で、「今年も多くの会員から年会費とご厚志が寄せられた。貴重な財源は、会の運営や勉学やスポーツに頑張る後輩の応援に利用していきたい」なとどあいさつ。さらに「来年は母校が創立100周年を迎えることから、記念式典には東京からも大勢が出席しましょう」と呼び掛けた。

祝辞を述べる二石奄美高校長

屋村配田ヶ丘同窓会(本部)副会長

元(はじめ)関西配田ヶ丘会会長
森東京奄美会会長

 来賓紹介後、二石政彦奄美高校校長と元忠好関西配田ヶ丘会会長、森眞一東京奄美会会長がそれぞれ祝辞を述べた。本部副会長で百周年記念事業の実行委員長を兼任する屋村賢良さん(S41年卒)は、同記念事業の計画などを説明すると共に式典への参加を呼び掛けた。

 式典終了後、第4代会長を務めた小勝竹雄顧問の音頭で乾杯。参加者は久しぶりの再会を喜び合い、会場には歓談の輪が広がった。テーブル上には奄美市から参加した小田初男さん(S47年卒)土産のパッションフルーツや奄美旧暦行事カレンダー、叶実行委員長手作りのモウソウダケで作った酒を入れる竹筒が並べられ目を引いた。

若さあふれるヒップホップダンス

珍島物語を踊る山田さん母娘

真剣な表情でじゃんけんする勝ち抜き戦参加者
おはら祭の写真コーナー

S45年卒生らがフォークダンスの模範演技を披露した

伊是名の会有志による琉美創舞
うれし恥ずかし(?)のフォークダンス

 懇親会後段部のオープニングは、会の愛唱歌である「ふるさとのはなしをしよう」の替え歌(島風バージョン)で始まった。続いて折原誠司さんと村田キヨミさんが島唄を熱唱。会員関係者の子孫によるヒップホップダンスの後、山田ひとみさん母娘が息を合わせて珍島物語を華麗に舞った。

 その後、リフレッシュタイムとしてテーブルごとのじゃんけん大会勝ち抜きによるサツキ(記原正一郎さん提供)や黒糖焼酎、サンコンウコン(司法書士津田和紀事務所提供)のプレゼント。フォークダンスコーナー、さらに「渋谷・おはら祭」の踊りなどの余興が次々と飛び出した。

 その中でも今回、初めてプログラムに取り入れたフォークダンスは好評で、参加者は少しはにかんだ表情を浮かべながら手をつなぎ、往時の雰囲気を楽しんだ。また、珍島物語を踊った山田さんは昔、友ひとみの名前で歌っていた「与論島慕情」を特別に歌い、バックではフラダンス舞踏塾を主宰する小林れい子さんが曲に合わせ、ゆったりと踊った。

最後は八月踊りで盛り上がった

 出演者は会員や会員の関係者ばかりで、会のアットホームな雰囲気と相まってほろ酔い気分の出席者を大いに楽しませた。会は終盤に近づくにつれ盛り上がったが、午後3時過ぎに終了。叶実行委員長による閉会のあいさつ後、次回の再会を楽しみに散会した。


叶実行委員長コメントは以下の通り

 今回は、ご家族や友人等で旅行を計画された方々が多く、出席者が例年に比べやや減少し寂しい思いで開催当日を迎えました。しかし、役員の皆さんの爽やかな笑顔と溌剌とした対応に背中を押され、晴れやかな気持ちでご来賓・会員の皆様をお迎えすることができました。

 懇親会もこれまでにない素晴らしい雰囲気の中で進行。会場は笑顔にあふれていました。参加者の皆さま方が心から喜び・楽しんで頂いたことで、疲れも吹っ飛びました。何よりも役員の皆さんのご協力に心から感謝申し上げます。

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 HP管理人から=今回の同窓会総会について、読売新聞様から取材を受けました。 読売新聞読者向けタブレット配信サービスでは8月7日に公開されます。また、同9日付夕刊(関東版)のCity Life欄でも紹介されます。ご覧いただければ、幸甚です。

(撮影:仁禮善美、2016.07.25up)


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