武蔵野奄美フォーラム(叶芳和名誉会長)は11月3日、東京都小金井市で開催した第36回武蔵野奄美フォーラムで奄美群島版SDGs(エス・ディー・ジーズ、持続可能な開発目標)策定への提言書を発表しました。
「30年後あるべき奄美の姿を描き、その実現に向け、いま何をなすべきか」をテーマとするこの提言書は、@奄美群島開発特別措置法の継続を狙い、次期奄振法の理念を明確にするA奄美の各市町村がSDGsを作成する際に参考にできるサンプルを作る−などを目的に奄美群島SDGs委員会がまとめました。
同フォーラムは、社会の各分野で活躍されている奄美ゆかりの方々の体験等を拝聴し、自己啓発と親睦を深めるのを目的に設立された団体で、その傘下にSDGs委員会(叶芳和会長)が設置されました。
フォーラムには55人が参加。報告者の原稔二氏「奄美群島デジタル構想」(瀬戸内出身、関東奄美IT懇話会会長、IT経営者)、龍一文氏「シルクアイランド奄美を目指す」(龍郷町出身、元警視庁捜査一課長)、北島公一氏「本土に奄美流通インフラ」(喜界町出身、喜界島郷土研究会員、元東芝)の3人が提言を発表した後、参加者らと奄美の将来構想について活発な議論を交わしました。
◎委員リストは以下の通り
会 長 叶 芳和 元拓殖大学教授(瀬戸内町)
副会長 森 眞一 前東京奄美会会長(和泊町)
〃 龍 一文 元警視庁捜査一課長(龍郷町)
恵原義之 元電通国際事業局次長、インド拠点長(奄美市)
平田 輝 ミュージシャン(奄美市)
福永利信 元総務省地域協力隊、東芝(大和村)
北島公一 喜界島郷土研究会員、元東芝(喜界町)
原 稔二 関東奄美IT懇話会会長(瀬戸内町)
中山いその 関東奄美IT懇話会会員(瀬戸内町)
松山哲則 一級建築士、関東徳高会会長(徳之島町
事務局 永吉幸三(和泊町)
〃 喜入義郎(瀬戸内町)
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協力者 梅崎義人 水産ジャーナリスト(大和村)
平 榮光 経営コンサル(奄美市)
新井典子 大学教授(英米文学・比較文化)(東京)
常田 守 自然写真家(奄美在住) |