会員からのお便り


実高昭和45年卒生が全国同窓会を開催−
新島栄勝

 「同窓生の絆を大切に、親睦を深めよう!」 鹿児島県立大島実業高校(現奄美高校)を昭和45年(1970年)に卒業した同窓生は11月11日、奄美観光ホテル(奄美市名瀬港町)で全国同窓会を盛大に開催した。

 久しぶりに懐かしい仲間と旧交を温めると共に、これから先の人生も互いに励まし合いながらアクティブに生きていこう、と誓い合った。

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 全国同窓会が開かれるのは還暦同窓会後5年ぶり3回目。当日は秋晴れの天候にも恵まれ、全国から130人余りが出席した。そのうち、有志約20人は龍郷町のワークセンターでグランドゴルフを楽しみ、既に顔を赤らめている人も。会場は懐かしい顔ぶれに笑顔と熱気に包まれた。

 会は登進君(機械科卒)の名司会で進行。當(あたり)力雄実行委員長(電気科卒)が「今回の全国同窓会は65歳という節目の年に当たり、半年前から実行委員会を立ち上げ企画・準備した。本日は、関東・関西など島外から大勢の皆さんが参加し、このように盛大な同窓会が開催できた」と皆の協力に対し、感謝の言葉を述べた。

 その上で「恩師が体調不良で参加できなかったことは誠に残念ではありますが、過ぎし良き学生時代の思い出を大いに語り、楽しいひとときを過ごしてほしい」などとあいさつした。

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 龍南中卒コンビの内田和信君(機械科卒)と武田光則君(電気科卒)の祝唄に続いいて乾杯。その後、各科代表等からあいさつなどがあった。

 その中で、東京龍郷会会長を務める小生が化工科卒を代表して「関東地区では同期の有志で卒業以来、同窓会をこれまで3回開催した。また、東京には奄美高校・東京配田ヶ丘同窓会をはじめ、市町村ごとに組織化された郷友会や東京奄美会などがある。

 これらの会に参加することで世代を越えた『島ちゅ』の交流・親睦が図られている」などと近況報告した上で、こちらの会への参加や同窓会ホームページの閲覧を呼び掛けた。

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 その後、参加者は同窓生で新民謡歌手(中江敏春、永田仲麿両君)の歌謡ショーや貞笑子さんと伊集院光代さんによる祝の舞、全員参加の六調など盛りだくさんの余興や隠し芸を楽しんだ。

 宴は大盛況の中、3年後は卒後50周年の節目となる前年に当たることから、その年には第4回全国同窓会を東京で開催する約束をして散会。その後も科別やクラス別の二次会・三次会へと続き、奄美の夜を満喫していた。

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 思い起こせば、我々は家政科4クラス、機械科3クラス、電気科2クラス、化工科1クラスの計10クラスで、生徒数は1学年で約400人ほどにも上った。

 2年先輩が7クラス約280人程度だったというから、大島工業高校の新設などは自然の成り行きだったのかもしれない。よって、我々が実高の栄えある(?)最後の卒業生となったわけである。

(写真提供=與島隆博君、機械科卒

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 HP管理人から=来年11月11日(日)、母校の創立100周年記念事業式典が奄美高校体育館にて開催の予定です。詳細は後日、HPにてご案内いたします。

昭和41年ごろの朝礼風景と体育館、手前は校舎建設の資材
(提供=関西配田ヶ丘会)

 ・ 大島実業高校 校歌(聴く

(2016.11.24up)



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