東京都東村山市のHP管理人宅でも8月25日夜、薄紅色のサガリバナが咲きました。先月の岡山さん宅の開花宣言を聞き、今年も咲かないのかと諦めていたところの吉事でした。
樹高約100センチ、根本の直径は約3センチ。実生5年目の低木で、花は薄紅色です。顔を近づけると確かにバニラのような甘い芳香を放ちます。
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| 開いた薄紅色のサガリバナ |
20個ほどのつぼみ(開花当日夕) |
サガリバナの花言葉は「幸福が訪れる」、または「幸運が訪れる」と言われているそうです。管理人宅ではサガリバナをもう1本育てています。新芽の若葉の色からこの木は岡山さん宅と同じ白系の花のような気がしており、来年夏は咲くのではないかと期待しています。
埼玉県春日部市の拙宅で7月13日夜、サガリバナが咲きました。実生から5年目の幼木で樹高105センチ、根元の直径2センチの小さな木です。
根元の近くから二つに分かれた幹の1本に付いた花房は約40センチほどあり、まだたくさんのつぼみが残っています。白花系の花は夜遅くなるにつれてほのかな芳香を放ち、何とも幸せな気分にさせてくれています。
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| 開いたサガリバナ |
40個ほどのつぼみ(開花当日朝) |
この花は、2021年冬に同窓会員のYさんが龍郷町の知人からいただいてきたうちの1本を分けてもらったもので、温度管理に気を付けて大事に育ててきました。ところが、2年前の春にベランダに出していたため、遅霜の影響で上部の4分の1ほどの葉がしおれているのに気付きました。
慌てて室内に取り込み、もうダメかもと諦めかけていたところ、幹の中ほどから脇芽が出てきました。その後、なお一層気を付けながら面倒をみていたところ、今回幸運にも咲いてくれました。
亜熱帯地域に育つサガリバナは奄美大島が北限と言われています。Yさんは、サガリバナを育てている奄美在住のSさんに「実生の苗から咲かせるには10年ほどかかる。咲いた実績のある枝を挿し木で育てた苗が早く咲く」と、言われたそうです。そんなことから5年目で咲いたことに自分自身がびっくりしています。
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| 津江さんの「波濤瀑布サガリバナ」の前で(私は左から2人目、2018年8月) |
サガリバナと言えば、同窓会員の日本画家津江三千子さんがこの花をモチーフにした絵を繊細なタッチで描いています。今回、私がサガリバナの実物を見たのは初めてです。
銀座であった彼女の個展に何回か足を運びましたが、夜咲いて朝には散るはかない一夜花は津江さんの絵のイメージにピッタリだと思いました。
| (岡山照彦=実高S39年卒、2025.07.14up) |
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