会員短信


個展へのご来場ありがとうございました−津江三千子

 私は7月23日から1週間、東京・銀座の銀座幸伸ギャラリーで【ささやくものたち2018】と題する個展を開催いたしました。期間中、常連のお客様や奄美関係者など多くの方々に鑑賞していただきました。

 銀座での個展は2年ぶり5回目で、皆さまのご支援で予想を上回る反響があり、今はほっと一安心しているところです。ご来場いただきありがとうございました。


個展に来ていただいたお客さまと奄美高校・東京配田ヶ丘同窓会の皆さん

 今回の個展では、下の写真の「波濤瀑布サガリバナ図」(1620×2600)の他、サムホールやF30号など計16点を出品しました。その中の波濤瀑布サガリバナ図 は、イメージを膨らませながら半年余をかけて完成させた大作です。

 波濤瀑布サガリバナ図もそうですが、私の絵は現実にある風景をそのまま写生するのではなく、心の中に思い浮かべたり刻み込まれた心象風景を描く抽象画です。その技法で、自然界の精霊や森羅万象を表現しようと思っています。


波濤瀑布サガリバナ図の前で私(中央)と奄美高校・東京配田ヶ丘同窓会の皆さん

銀座幸伸ギャラリー

サガリバナ(提供=mayuさん)

サガリバナのつぼみ(提供=mayuさん)
サガリバナ(提供=mayuさん)

 次回の個展は東京五輪と同じ年の2020年7月に同じ会場で開催する予定です。それを目標に、これからもサガリバナをモチーフとした新作を魂を込め、描いていく所存です。今後もご支援のほど、よろしくお願いいたします。

(旧姓・重信=実高S43年卒、2018.08.10up)


 HP管理人から=サガリバナは強く甘い香りがすることから、方言では奄美随一の盛り場であるヤンゴ(屋仁川)を称してヤンゴ花と呼ばれている、という。花の時期は、6月下旬〜7月下旬だそうだ。

  小生はサガリバナを見た記憶は定かでないが、そのような言い方は聞いたことがあった。もちろん、写真でその花を見ることは出来たが、機会があれば実物を見てその香りをじっくり嗅いで見たいと思っている。



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