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若手ウタシャの島唄に癒やされて−HP管理人

 ひめまり(住姫乃さん、平田まりなさん)&辻美里さんの島唄ライブが7月14日夜、東京・JR山手線五反田駅近くの奄美・沖縄居酒屋「みしょーれ奄美」であり、長野市出身の友人を誘い聴いてきた。間もなく古希を迎えるオジサン2人は、若手の元気な歌声に癒やされ元気をもらってきた。

 3人とも20歳前後の若手ウタシャ(唄者)で奄美市生まれ。共に大島高校を卒業し、今は大学に通ったりしながら月に1〜2回、居酒屋などで島唄や踊りを披露し、奄美文化の普及に努めている、という。


島唄を歌う3人(左から辻美里さん、平田まりなさん、住姫乃さん)

 ライブは「朝花節」から始まり、歌詞の解説を交えながら「らんかん節」、「ヨイスラ節」、「豊年節」などを次々と披露。また、「ワイド節」や「島育ち」、「島のブルース」などを歌う際には来客のお囃子(はやし)や踊りの応援を得ながら伸び伸びと歌い上げた。最後は「六調」で会場を盛り上げ、アンコールは「いきゅんにゃかな節」で締めた。

踊りの応援を得ながら歌う3人

 来場者は、ビールや焼酎などのアルコールも手伝って、3人の明るく伸びやかな歌声に酔いしれた。島唄を聞くのは久しぶりと言う友人は「方言で分からない歌詞もあったが、ウルッと来るのものがあった。都会育ちと変わらない娘さん方からあんな独特の歌声が出てくるとは」と、驚いていた。

 また、相席となった千葉県生まれの40代男性は「仙台市から聴きに来た。歌詞の意味はほとんど分からないが、島唄には掛け合いがあり良いですね。また、何とも言えないメロディーの響きとグイン(裏声)に癒やされます。里アンナさんらのCDもたくさん持っていますよ」と、感激した面持ちで話していた。

会場の「みしょーれ奄美」
六調で盛り上がる会場

 HP管理人も、久々に奄美三味線の音色に懐かしさを覚え郷里の居酒屋で飲んでいる雰囲気となり、つい黒糖焼酎を飲み過ぎてしまった。また、小生友人と仙台から来た相席の方が、2人ともこんな歌を生んだ土地(奄美)を一度訪ねてみたいと言ったのをうれしく思った。

(山田信廣=実高S43年卒、2018.07.16up)



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