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今年も咲いたエラブユリ−小勝竹雄

 わが家(東京都日野市)のエラブユリが今年も満開となっている。うっとうしい梅雨の季節だが、真っ白い清楚な花と独特の甘い香りに癒やされる毎日だ。

 このエラブユリは4年前の秋、沖永良部出身で本同窓会員の平山芳孝さんから球根をいただいたもので、今年3度目の春を迎えた。

 平山さんの教えに従い、若芽が顔を出し始めた3月と花が咲き始める6月、それに葉や幹が枯れきった9月から10月にかけて、化成肥料を少しづつ与え育ててきた。そのかいがあって、今年も1本の幹に5輪から7輪ほどの白い大輪の花が咲いた。



満開となったエラブユリの花

近づくと甘い香りが漂う

アジサイとの競演

 毎年春になると、ユリの一群の小さなつぼみの頃から花が開くまでの間を、子供の成長を見るように妻と語らいながら楽しんでいる。

 この3年間で、親球根の周りに芽を出して育った苗を妻の知り合いや近所の皆さんに『奄美のエラブユリの花・・・』と言って差し上げ、喜ばれている。今後も奄美を代表する花・エラブユリを大事に育て、奄美の宣伝にも努めていきたいと思っている。

(実高S33年卒、2018.06.19up)




季節の花・アジサイ

 梅雨の季節を代表する花・アジサイの写真が友人(H.Tさん)から届いた。友人は例年、小田原城や鶴岡八幡宮、明月院などでその花を楽しんでいたが、今年は仕事の都合で出掛けることがかなわなかった。写真は、たまたま仕事で訪れた箱根でアジサイの群落に遭遇し、思わずスマホで撮影したそうだ。

 そして、春のサクラからツツジ、フジ、サツキ、ハナショウブ など季節とともに咲き競っていく花々に季節の移ろいを感じたのだ、という。さらに自身が毎年、季節とともに年齢を重ねていくことも。

 HP管理人は、梅雨時のうっとうしさと日々の忙しさにかまけてアジサイをじっくり見ることも無かったが、この写真を見るとそれなりに味わいのある花だ、と思った。「忙中閑あり」。管理人も梅雨の合間に季節を感じてみたいと思っている。

海賊船とアジサイ(芦ノ湖にて)

鮮やかな薄いブルー色のアジサイ

箱根登山鉄道のあじさい電車と沿線のアジサイ

(2018.06.15up)


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