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春のさつき展で記原会長が支部選抜大賞を受賞

 上野公園で開催された日本皐月協会のさつきフェスティバル(5/24〜同28)で、記原正一郎本同窓会会長の作品が見事に支部選抜大賞(大品の部)を受賞した。

  受賞したのは庭先などに植えられているありふれた品種の「大盃(おおさかずき)」。記原会長によると、幹回り92センチ、枝の横幅1メートル、樹高55センチで、サツキ盆栽としてはのかなりの大木だ。

 植木業者が民家の庭先に植えられていたものを拝み倒し買ってきたものを購入した。そのため、正確な樹齢は不明だが、自分が育て始めてから20年ほどになる。

受賞作の大盃

支部選抜大賞の賞状

生命力がみなぎる太い根
ピンクの花(葉が見えなほど付いている)

 また、重量も不明だが3〜4年に一度の植え替えは1人では持ち上げられず、チェーンブロックで吊り下げてからサツキの根を切り土の入れ替えを行っているのだ、という。

 最近の展示会では、記原会長作品は常連として入賞している。昨年秋の錦秋展では、最優秀賞「白琳」と優秀賞「彩晃」を受賞。同じく15年の錦秋展でも「金采」が銘木部門大品一部で優秀賞と上野観光連盟会長賞を受賞し、さらに創作部門で「碧空」が優秀賞に輝いた。

 また、14年のさつきフェスティバルでは、支部選抜の部で「筑峰」が最優秀賞を受賞している。

(一社)日本皐月協会名誉会長 河野洋平元官房長官が特別出品した「彩艶」 (左)とフェスティバル会場

 記原会長作品は昨年秋の錦秋展に続き、今春も宮沢政権時代に内閣官房長官を務めた(一社)日本皐月協会名誉会長の河野洋平氏作品の近くに並べてもらった。記原会長は「ついでに見てくれた人が多かったかもしれないが、注目されとても名誉なことだった」と喜んでいた。

 主催者の日本皐月協会によると、観覧客は年々中国や欧米などからの外国人が多くなっている。期間中、日本人含め延べ約10万人が会場を訪れた、という。

( ※写真は全て携帯電話撮影、2018.05.28up)



外濠公園でお花見会開催−HP管理人

 奄美高校・東京配田ヶ丘同窓会同窓会員ら13人は4月1日、東京・千代田区の外濠(そとぼり)公園でお花見会を開催した。当日は、会員がお手製の料理1〜2品とビールや焼酎などを持ち寄り集合。桜吹雪の中、各家庭の味に舌鼓を打ちながら黒糖焼酎などを心ゆくまで楽しんだ。

牛込橋から見る外濠公園

談笑する参加者一同

 この日の東京の気温は20度を超える暖かさで、絶好のお花見日和となった。場所取りのため、若手代表(?)の2人(66歳)が朝早くから出動し、昨年同様トイレとコンビニに近いベストな場所を確保してくれていた。

 外濠公園は江戸城下の土塁(どるい)の一部から成り、一段高くなっていることから見晴らしが素晴らしかった。お堀の向こう岸のサクラ並木やボート遊びを楽しむ家族連れなどが見え、まさに春らんまんの世界が出現していた。

手料理の品々とサクラ(右下)

 早速、持ち寄ったサラダやサンドイッチ、ダーナ(コサンダケ)とコンニャクの煮付け料理、それに酒のおつまみなどがビニールシート上に所狭しと並べられた。

 いよいよ宴の開始となり、何度も乾杯!。飲むほどに酔うほどに、高校時代や古里の話で盛り上がり、時間が経つのも忘れた。

散策を楽しむ花見客

新緑のモミジ

菜の花

土塁の下を中央線と総武線が走る

笑顔いっぱいの参加者の面々

 今年の東京のサクラの満開日は3月24日。それから1週間余経っていたため、散り行くサクラを楽しめたお花見会となった。

「あくがるる心はさても山桜ちりなむ後や身にかへるべき」西行

「春ごとに花のさかりはありなめどあひ見むことはいのちなりけり」古今和歌集

(山田信廣=実高S43年卒、2018.04.08up)


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