会員短信


サツキ咲かせました−初谷由利子

 昨年の同窓会総会でゲットしたサツキが今春、花を咲かせました。花弁が割れ、ピンク色をした「はなびん」という種類で、サツキ栽培の専門家である同窓会員の記原正一郎さんが、総会のじゃんけん勝ち抜き大会に提供してくれた17鉢のうちの一つです。

 当初、育てられるか不安でした。いただいたサツキ鉢と一緒に育て方の説明書も同封されていましたので、水やりや施肥、害虫予防等を説明書の通りにして育てたところ、写真のように素敵な色合いの花を咲かせることができました。花は5月初旬から咲き始め、次から次へとつぼみが開き約1か月ほど楽しめました。

かわいらしい「はなびん」

たくさん付いたつぼみ
花弁が割れピンク色をした花弁

 育てている場所は、マンション2階のベランダです。 割と日当たりの良い場所で、冬場の雪や風の強い日は、風雨の当たりにくい軒下に移して育てました。 水のやり過ぎ等で枯らした人もいると聞いている上、 記原さんからもお褒めの言葉をいただき、大変うれしく思っています。

 来年も愛らしい花が観賞できるよう、サツキと仲良くお付き合いをしていく予定です。また、記原先輩に教えを請いながら、徒長した枝の剪定(せんてい)や枝の針金掛け等にも挑戦し、盆栽風に仕立てていくのも良いかなと思っています。

(実高S45年卒、2015.07.08up)


大玉キャベツなど変わりダネ野菜作りに挑戦中−仁禮善美

 土いじりが好きな私は今年、東京都東村山市の市民農園で大玉キャベツや寒い地域が特産地の紫花豆を栽培している。既にキャベツの方は私の胴回りより大きくなったのを収穫し始めた。

 一方、紫花豆は真っ赤な花が咲き乱れ、さやも徐々に大きく生りだした。むし暑い関東地方では不向きとされているようだが、この夏を無事に乗り切り大きな豆が採れるのか。自家製豆で作る甘糖煮の味を想像しながら、日々の生長を楽しく眺めている昨今だ。

玉周りは114cm

直径は38cm

重さは9.2kg

私の胴回りよりでかいお化けキャベツ

 大玉キャベツの苗は4月某日、近くのホームセンターで目に留まり購入した。価格は通常キャベツの倍近くだったが、興味本位で4本購入し虫除けネットの中に植え付けた。通常より少し大きくなるくらいだろうと思っていたところ、暖かくなるに従いみるみるうちに大きくなり、6月中旬には1個目を収穫した。

 測ったところ、直径38cm重さは9.2kgで、玉周りは何と私の胴回りを15cmも上回る114cmもあった。大き過ぎて味は今一つかな?と思っていたが、意外と柔らかくて通常のキャベツ同様においしいキャベツだった。

  ところが問題が発生。このお化け大玉キャベツのせいで、わが家は毎日がキャベツ料理のオンパレードとなっている。料理方法を変えてはいるが、1個で1週間ほどは続きそうな計算だ。

高さ2mほどの棚に生い茂る紫花豆

紫花豆の花と豆のさや
紫花豆

 今年正月、名前の分からない大きな豆で甘糖煮を作った。残った豆を遊び心で市民農園の片隅に埋めておいた。忘れかけていたところ、4月初旬にそれが発芽。瞬く間につるが伸び、現在では2mほどの棚に覆いかぶさり真っ赤な可愛い花が満開となっている。先に咲いた花は、既に10〜15cmくらいのさやとなり実も膨らみ始めた。

 ネットで調べてみたところ、豆の名は「紫花豆」らしいことが分かった。栽培は関東以北の標高600mほどの山間地で栽培され、暑さに弱く関東の平野部では不向きと記されている。主に寒い地域の特産らしい。しかし、悪条件の中で、これだけ大きくなったのだからもう一息で収穫できるのではないか、とひそかに期待している。

 ところで、前記した大玉キャベツの苗は思いのほか高かった。私が借りている市民農園は80区画ほどあるが、大玉キャベツを栽培しているのは私だけのようだ。それだけに同好の士から珍しがられ、農園では共通の話題に事欠かない状況となっている。今後は、このキャベツに花を咲かせて種を採り、農園仲間に分けてあげようと考えている最中だ。

(S44年実高機械科卒、2015.06.24up)


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