小生は9月初旬、奄美への帰省を利用し加計呂麻島を1泊2日で慌ただしく訪ねた。2年前に日帰りで来た時には、島尾敏雄文学碑や旧日本海軍の震洋艇特攻基地跡などを見て回ったが、今回は加計呂麻ののんびりゆったりした自然を中心に愛機で撮ってみた。
自分が高校時代の50年ほど前には、瀬戸内町古仁屋まで名瀬からでもバスで3時間ほどかかっていたと思う。しかし、今では新和瀬、三太郎、網野子など幾つかのトンネル開通と道路整備によって、マイカー利用なら1時間ほどで着く。まさに隔世の感があった。
それでも、加計呂麻島は大島海峡で隔てられ、フェリーを使わねばならない。しかし、それが本島より観光化されてなく自然が豊富に残っている要因の一つかもしれない。
最近では秘境探訪やパワースポットを訪ねるブームも手伝って、オフシーズンにもかかわらず島のペンションや民宿は都会からの若者でにぎわっていた。そんな島の雰囲気や魅力などが少しでも伝えられたら幸いだ。
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