奄美が梅雨真っ最中の6月から7月初旬、私は妻の古里である龍郷町戸口に自分一人で帰省した。数年ぶりの奄美だったが、空港に降りる飛行機からは緑濃い山々や真っ青な海、海に浮かぶサンゴ礁に目を奪われた。居住地の京都とは全く異なる風景に、やはり「南国に来た」という実感が湧いてきた。
戸口集落では、懐かしい心のふるさとのようにゆったりとした時間が流れていた。妻の旧友や地域の方々から温かいもてなしを受け、心身ともに癒される思いがした。
滞在期間中は雨が降り続いていたが、晴れ間がのぞいた某日には妻の友人・お二方の厚意で瀬戸内町観光にも誘ってもらった。そんな素朴で懐かしい奄美の風景をスナップ写真で切り取った。ご覧いただければ光栄だ。
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