今回は某女子の2年がかりの念願に応えた初の企画で、同郷の7人(女性4人、男性3人)が参加した。道中、真っ暗闇のトンネルが5か所ありその壁面にはコウモリがすみついたり、日当たりの良い枕木に芽吹く“根性”木の苗が生えているのを発見したり、と感心することしきりだった。
さらに雑談しながら落葉を踏みしめて歩けば気分爽快。川原での昼食時には島口(方言)でのムン(いろんな)話が生まれ、まさに人生には遊び心が必要「生き抜くではなく息抜く」であるのを実践。明日への活力が得られた1日でもあった。
帰路は電車で宝塚駅に戻り、近くのお好み焼き店にてお疲れ様の乾杯。気分は早くも来年春の第2回目「ツツジで有名な奈良の葛城山」を計画中の一行でした。
HP管理人から=なぜか今、廃線ブームだそうだ。ノンフィクション作家の梯久美子さんが読売新聞夕刊で月1回、5年ほど前から「廃線紀行」を連載している。そこでは梯さんが全国の廃線跡をめぐり、廃線へと
追い込まれた歴史を温かくルポしている。
小生も興味深く読んでいるが、その地域の当時のにぎわいや人々の生活のにおいが感じられる好ルポだ、と思う。また、廃線となった路線は多くが蒸気機関車やディーゼル機関車が走っていた。廃線跡を歩くことで、消え去ったものへのノスタルジアを感じられるのも廃線ブームの一因ではないか、と思っている。
関東圏では、群馬県と長野県の県境・碓氷峠に通じる旧信越本線(横川駅〜熊ノ平駅跡間約6キロ)が有名だ。現在は「遊歩道アプトの道」として整備されている。小生も一度は訪ねてみたい、と思っている。
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