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函館〜千歳バスの旅−yama

 小生は9月下旬、北海道の函館から洞爺湖や有珠山などを巡り千歳に出る2泊3日のバス旅行を楽しんだ。北海道は40年ほど前、札幌に行ったことがあるだけで道南方面は初。これまでTVの旅行番組や旅行雑誌などで見掛ける函館の夜景など、数多くの景観を一つ一つ体感するような駆け足の旅だった。

 函館の元町では教会群や古い庁舎が大事に保存され、異国情緒があふれていた。またベイエリアの赤レンガ倉庫群は、お土産やおしゃれな雑貨を扱う店舗が並び、さらに新鮮な魚介類を販売する海鮮市場などとして活用されていた。当地でも中国からの観光客が押し寄せており、隣接する町を含めた函館都市圏にとって、観光は重要な産業となっているようだった。


大沼から望む北海道駒ヶ岳(1131m)

カトリック元町教会

函館ハリストス教会

旧函館区公会堂

旧北海道函館支庁庁舎

旧開拓使函館支庁書籍庫

赤レンガ倉庫群

色付き始めたツタ(赤レンガ倉庫)
函館山からの夜景

 参加したのは某旅行社の「うまいもん食べつくし北海道3日間」コース。北海道は食材の宝庫とあって期間中、毛ガニやズワイガニなどが提供された。味はともかく量は盛りだくさんのごちそうばかりで、つい食べ過ぎて1キロ余も太ってしまった。これからの減量が大変だ。

 五つ星の形をした五稜郭公園(五稜郭タワーから)

昭和18年に麦畑が隆起しできた昭和新山(398m)

有珠山頂(737m)と紅葉

有珠山の火口、2〜3カ所から煙が上がっている

樽前山(1041m)の溶岩ドーム(支笏湖畔から)

ナナカマドの実

渓流の紅葉

初日の夕食
2日目の昼食(オプション)

 ところで、観光コースとなった3つの湖は、いずれも近くにある火山の活動によってできたくぼ地に水が貯まったり、川がせき止められてできた湖だ。旅行から帰った翌日、兆候も無く木曽の御嶽山が水蒸気爆発したことには驚いた。小生も10年ほど前、長野県王滝村側から登ったことがあった。

 今回、被害に遭った登山客は、御嶽山が爆発するなどとはよもや想像もしなかっただろう。有珠山観光ではケーブルカーに乗り、火口原展望台から煙を上げる火口を眺めたりしていた。今回の旅行と爆発が前後していたなら、有珠山への登山はちゅうちょしていたかもしれない。

 また、旅行最終日には小田原厚木道路で観光バスが追突事故を起こし、乗客ら10数人が重軽傷を負っている。無事に帰宅してから、いろいろなリスクは我々のすぐ近くに潜んでいる、とも感じる旅であった。

サイロ展望台からの洞爺湖、対岸に昭和新山や有珠山が望める

エメラルドグリーンの支笏湖と恵庭岳(1320m)

(2014.09.30up)


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