レポート

 

関東大島工業会が総会・懇親会開催−100人が出席


 関東大島工業会(平田修会長)は4月10日、東京・四ツ谷の主婦会館プラザエフで第5回目となる総会・懇親会を開催した。当日は会員とその家族、来賓を含め約100人が参加。総会後の懇親会は島唄や六調踊り、カラオケ、ジャンケン大会などで盛り上がった。

参加者全員での記念撮影(画像クリックで拡大します)

 鹿児島県立大島工業高校は2012年3月、県教委の高校再編計画で閉校し奄美高校に統合された。同工業会は「『大島工業』の名をいつまでも残そう」と、有志が同年4月に設立した。

 この日は、「奄美の高校同窓会同士の交流を図り各会の発展につなげる」ため、関東安陵会の中川裕雄会長と田代清和幹事長、関東前田ヶ丘会の小松ひろみ事務局長、それに本同窓会からは記原正一郎会長と事務局長の小生(山田信廣)が出席した。

フィナーレは六調踊りで盛り上がった

 会務・会計報告などの議事終了後、東京奄美会の森眞一会長ら3人の来賓が登壇し、それぞれ祝辞を述べた。その後、同校で最後の校長を務めた徳永博仁元校長(同工業第2回卒)が「閉校式を見届けて」と題するミニ講演を行った。

校舎写真を示しながら講演する徳永元校長

 その中で元校長は、校舎写真などをプロジェクター投影しながら、閉校までの44年間で6769人の卒業生を送り出した学校の歴史や思い出、奄高への統合過程、現在の校舎の利用状況などについて、ユーモアを交え興味深く語った。

 さらに、奄高が来年100周年を迎えることから同校への支援・協力を呼び掛けるとともに奄高卒業生で組織する「配田ヶ丘同窓会」の構成などを紹介。関東地区も地元や関西地区と同様に工業部会として、配田ヶ丘同窓会へ加入したらどうか、などと語り掛けた。

あいさつする平田関東大島工業会会長

祝辞を述べる森東京奄美会会長

祝辞を述べる中川関東安陵会会長

祝辞を述べる信島賢誌奄美市東京事務所所長

記原東京配田ヶ丘同窓会会長(左)と小生

カラオケに興じる参加者

ープニングで朝花節を歌う「すもも」の2人

卒業生で構成する三線ロックの「ティダ」

 終盤に近づくに従い会場は大盛り上がりとなり、すももの2人が「六調」を歌い始めると、参加者は我先にと立ち上がり踊りの輪に加わった。

 会は全員での記念撮影後、定刻通り終了。三々五々と帰途に着くグループがいる一方で、語り尽きない(飲み足りない?)参加者は四ツ谷の居酒屋などへと繰り出し、再会を誓い合った。

 平田会長は「学校は閉校したが大島工業魂は健在だと再認識した5周年の会になりました。参加した会員の皆様、友人ご家族、ご来賓の皆様ありがとうございました」と、感謝の気持ちを述べていた。

 ・奄美新聞の記事を見る(PDF)

(2016.04.15up)


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