レポート


“とくの島”観光・物産フェア in 東京を開催−関東徳州会

 〜南の島の『春一番』を届けたい!〜

 関東徳州会(徳之島三町郷友会)は2月9日、徳之島三町やJAあまみ徳之島事業本部・天城事業本部の後援を得て、東京・渋谷区の代々木公園イベント広場などで、“とくの島”観光・物産フェア in 東京を開催した。

 徳之島の農産物を首都圏で販売し、徳之島ブランドを確立するとともに徳之島の文化や自然・観光をPRし、徳之島の発展に寄与する事業の一環として行った。昨年2月の開催に続き今年は第2回目。

 前日降った大雪の影響で午前中の出足は悪かったものの、午後から徐々に来場者も多くなり終了時刻までに約1万人が訪れた。出店者の中には完売したところもあり、出店者全体の平均売り上げは目標の8割を超えたようだ、という。

前日の雪が残る中、「春一番」の料理などを味わう来場者

白銀の世界での観光・物産展

 主催者の話によると、開催を実施するかそれとも中止するか、ぎりぎりまで迷ったそうだ。同会青年部と女性部の強い開催意向や関係者から全面的な協力を得られたことで、開催を決定した。

 前日は、雪かきやレンタル会社によるテント設営、商品と各種機材の搬入・設営などから始まり、青年部数人が警備のため現場に泊まり込んだ。当日朝も積雪量30センチの雪をかき、会場整備を行った。その上、集めた雪で前日から闘牛の雪像や雪だるまを作った、という。

 会場内では特産の新ジャガ「春一番」や旬のタンカン、黒糖焼酎などが販売された。また、「春一番」を使ったおでんに豚汁、カレーライス、サトウキビを絞ったジュース、蒸しギョーザ、あおさ汁、焼酎のお湯割りなどが各出店者から提供された。

 来場者はテーブルを囲み、春一番などを使った料理に舌鼓を打ちながら、ビールや焼酎で喉を潤した。

「春一番」ののぼり旗

「春一番」とタンカン(上)、「春一番」を使ったおでん

見事な出来栄えの闘牛とサトウキビ
徳之島観光大使のオスマン・サンコンさん

 また、野外ステージ上では出演者全員で新ジャガ「春一番」のテーマソングを歌った後、徳之島出身のアーティスト9組が島唄や自身のオリジナル曲、そしてダンスなどを次々と熱く披露し会場の雰囲気を盛り上げた。

 主催者の一人は、「徳之島を思う厚い気持ちで献身的に活動した青年部を中心とした協力者や島の全面的支援と協力に大きな感動と誇りを感じた。来年以降も島の発展のため、ぜひ続けていきたい」と語っていた。

「春一番」のテーマソングを歌う出演者一同

禎一馬さん

あずままどかさん

 GOTCHさん

福田政博さん

まぶらいの歌に合わせて踊る来場者
・奄美新聞の記事はこちらをクリック

                                    (2014.02.11up)


HOMEへ

Copyright (C) 東京配田ケ丘同窓会/ホームページ委員会 All Rights Reserved.