会員からのお便り

創立40周年の東京ともしび会総会を開催−櫻井富喜子


 奄美高校と前身の大島実業高校の定時制課程の卒業生らで組織する東京ともしび会(昇勝美会長)は11月11日、東京・JR四ツ谷駅前の主婦会館プラザエフで第37回目となる総会を開催しました。

 奄美高校・東京配田ヶ丘同窓会などからの来賓を含め44人が参加。久しぶりに会う懐かしい級友や先輩・後輩との旧交を温めると共に、今後も励まし合いながら互いに頑張っていこう、と誓い合いました。

参加者一同の記念撮影

乾杯の音頭を取る澤幹事(左)

自己紹介する初出席者

 本会は昭和52年に設立されましたが、平成時代になってから出席者数が10数人と低迷。そのため、4回ほど開催を見送ったことから周年と開催回数に食い違いが生じる結果となりました。

 会は、三谷ユミ子幹事長の島グチ(方言)を交えたユーモアあふれる司会でにぎやかに進行。昇勝美会長のあいさつに続いて郷土遥拝と校歌斉唱、執行部から会務・会計等の議事報告があり、満場一致で承認されました。

 小勝竹雄顧問からは、ともしび会40周年記念誌について「本日はいつもより2倍の参加者があり、大変めでたい。これまでの歩みに本日の会の様子も取り入れて編集し、来年2月に発行する予定だ」などとの説明がありました。

あいさつする昇会長

祝辞を述べる東京配田ヶ丘同窓会の記原会長

エア感謝状を受ける和田顧問
タヒチアンダンスを踊るYさん姉妹

 来賓紹介に続いて奄美高校・東京配田ヶ丘同窓会の記原正一郎会長が祝辞を述べた後、参加者全員での記念撮影を行いました。

 その後、懇親会の部に移り澤章充幹事が元気な声で乾杯の音頭を取りました。乾杯後は、この会への初出席者9人が一人ひとり自己紹介を行いました。

 余興では黒糖焼酎を酌み交わしながら島唄や踊り、新民謡、抽選会、カラオケタイム、島のブルースや八月踊りなど盛り沢山の内容で盛り上がり、心から楽しめました。

 また、関係者の娘さんのY
さん姉妹が若さ溢れるタヒチアンダンスを披露し、花を添えてくれたのをうれしく思いました。

愛唱歌「ふるさとの話をしよう(替え歌)」を歌う奄美高校・東京配田ヶ丘同窓会メンバー

島唄を披露する竹時雄さん(左)と東京奄美サンシン会会主の本田よしのさん

ほほえましい笑いを誘った余興「東京だよおっかさん」

 カラオケタイムの中で、司会の三谷幹事長から長年の功績があったとしてエア感謝状を受けた和田純男顧問の締めのあいさつには、ついほろっとさせられました。

 和田さんによると、平成5年から数年間は出席者が10人ちょっとになり、何度か解散の危機に見舞われ4回ほど休会したそうです。それを小勝顧問(当時の幹事長)ともども新規の会員を苦労して掘り起こし、何とか今まで続いて来ているとのことでした。

 しかし、状況は現在でも同様だと感じています。それは会員の高齢化が進み、出席者が減少していることです(今回は40周年で多かったが)。出席者の中で奄高卒生は私を含め2人だけで、他は前身の昭和45年までの大島実高卒生ばかりでした。

 このような現状を踏まえ、会員からは「奄高卒生ばかりでなく奄高と統合した大島工業高校定時制課程卒業生らにもこの同窓会への参加を呼び掛けて会員を増やしていこう」との声が出ており、私も取り組んでいきたいと思いました。

島唄やカラオケを熱唱する参加者

住用メラベ(娘さん)による踊り

円形になって島のブルースを踊る参加者

(東京ともしび会会計長=S49年奄高卒、写真は山田信廣=S43年実高卒、2018.11.15up)


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