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祝い唄「長朝花節」を歌う奄美民謡武下流東京同好会
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式典では、郷土遥拝などに続き大江会長が登壇。森眞一前会長ら前役員の尽力に感謝を述べた後、「奄美は世界自然遺産登録に向け再挑戦中で、東京奄美会も会員相互の親睦を図りながら協力していきたい。また奄美には島唄や八月踊り、各地に残る豊年祭などは世界文化遺産としての価値も有している。次は世界文化遺産を狙いたい」などとあいさつした。
その上で「東京奄美会は伝統を守りながら新しい時代の変化に対応できるよう、活動を進めていきたい。そのため、インターネットホームページの充実を図っていきたい。これを会員相互のよりどころとしながら、奄美の観光情報などを世界へ発信するツールに育てたい」などと語った。また、会の運動方針は『楽しい奄美、世界に開く奄美を作ろう』でいく、と表明した。
勝光重幹事長による来賓紹介の後、森田弘光天城町長と奄美観光大使の泉二弘明銀座もとじ代表取締役社長が祝辞を述べた。
その中で、本同窓会会員でもある泉二社長は「銀座で開業して30年余になる。その間、大島紬のデザイン人気投票『あなたが選ぶ大島紬展』をスタートさせ、大島紬専門店では路面で機織りの音を道行く人に聞かせたりしている」。さらに「銀座にある泰明小学校では奄美の泥と銀座の柳を使った泥染め授業を21年間行っている」などと、東京で奄美をアピールしている思いを熱く語った。
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日舞「華扇」を披露する泉二佳麗さん(龍郷会)
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笑みがこぼれる参加者
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懇親会・芸能祭の部は、奄美民謡武下流東京同好会による祝い唄「長朝顔節」で幕を開けた後、田中達三顧問の音頭で乾杯を行った。
その後、奄美会女性部による踊り「奄美サンサン音頭」に続き、奄美各市町村の出身者らで構成する郷友会メンバーや有志らが趣向を凝らした衣装で次々と登場し、踊りや島唄などで会場を盛り上げた。
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久永さとみさんの歌に合わせ踊る参加者
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笠利会の踊り「ヤングマン」
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瀬戸内会の踊りと歌「二三子の鉄砲節」
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ゲストの久永さとみさんが「奄美のさすらい千鳥」や「スラヨイ黒糖」などを歌い出すと、参加者は我先にと舞台に上がり踊り出した。
会は終盤に近づくに従い会場は大盛り上がりとなった。懐かしい「島のブルース」や「六調」の曲が流れ始めると、参加者の輪は大きくなり総踊りの輪に次々と加わった。
会は英辰次郎顧問の閉会の辞の後、青年部による万歳三唱を行って終了。次回の再会を約して散会した。
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「大島エレジー」に合わせ踊る参加者の皆さん
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六調で盛り上がる参加者
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(写真=仁禮善美、山田信廣 2019.01.23up)