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◎銀座の画廊で津江三千子展開催−9月2日(月)から

 奄美市名瀬出身の日本画家、津江三千子さん(旧姓重信)の絵画展が9月2日(月)〜同8日(日)の間、東京・銀座の「銀座幸伸ギャラリー( 中央区銀座7−7−1)」で開催されます。

絵画展チラシ(画像クリックで拡大します)

 津江さんの絵画は、現実にある風景をそのまま写生するのではなく、心の中に思い浮かべたり刻み込まれた心象風景を描く抽象画です。金箔などを使った技法で、自然との共存や命の美しさをモチーフとした作品を多く手掛けています。

 そのため、特に滝や月、奄美などに咲くサガリバナを配置してそれらを表現しているのが特徴です。これまでサロン・ドトーヌ展入選8回、第47回ベルギー・オランダ美術賞大賞など多くの作品が賞を得ています。

 今回の【ささやくものたち2024】と題する個展では、半年余をかけて完成させた新作の「大地のささやき」(F130、194cm×162cm)を出展いたします。

 津江さんによると、この作品は月光に照らされる柱状節理と滝の水、それにサガリバナを入れて幻想的に描きました。現在、地球上では温暖化による気候変動やAI(人工知能)の発達、戦争等明らかに激動の時代に入っています。

 そんな中にあっても、一夜限りで咲いて散るサガリバナの神秘的な存在と柱状節理のハニカム構造を通じて、見る人に生の尊さと力強さ、さらにその美しさを表現したい。そんな思いで「大地のささやき」を描いたそうです。

 津江さんが銀座で個展を開催するのは2年ぶり7回目。今回は、この他にも大作1点と小品など20点の作品が展示される予定です。

 津江さんは「まだまだ暑い日が続いていますが、熱中症に気を付けながら銀ブラを兼ね、ぜひともご高覧いただければうれしい限りです」と、話しています。

(2024.08.20up)
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