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プロ野球とJリーグのキャンプシーズン到来−宮津澄義

 〜宮崎にいよいよ球春到来!〜

 国内外のプロ野球とサッカーJリーグ1部(J1)、2部(J2)、3部(J3)のチームの宮崎キャンプが今月から本格化している。 1月にキャンプインし既に終了したチームも含めると、プロ野球が6チーム(韓国プロ、ファーム含む)、Jリーグは23チームで合計29チームにも上っている。
  プロ野球は、国内5球団が2月1日、一斉に宮崎県でキャンプインした。気候はもちろんスポーツ設備も整っている宮崎県が、一年の内で最もにぎわい華やぐシーズンとなっている。宮崎観光コンべンション協会によると、今月はキャンプをこなしながらプロ野球のオープン戦2試合と入場無料の「球春みやざきベースボールゲームズ」9試合、それにJリーグの練習試合計40試合が組まれている。

練習を見守る巨人軍の原監督
2014キャンプ情報チラシ(画像クリックで拡大)

 昨シーズンにリーグ優勝を果たした巨人は、宮崎市の県総合運動公園で戦力アップを図っている。 今年の話題は、何といっても巨人キャンプに球団OBで米大リーグでも活躍した松井秀喜元選手が、臨時コーチとして参加している点だ。マウンドに上がり打撃投手を務めたり、投手相手に打席に立ったりして多くのファンを喜ばせている。
  先日、巨人の一員として12年ぶりのキャンプに参加する松井臨時コーチは、キャンプインを前に行われた2軍宿舎での全体ミーティングの中で、「プロ選手を教えた事はないが、僕がこれまで経験したことを伝えられたら」と挨拶。1軍の宮崎キャンプが終了する13日まで後輩の指導に当たるそうだ。

ストレッチで体をほぐす巨人選手

ティーバッティングなどを練習する巨人選手

キャンプ練習を取材する報道関係者(後方)
ファンに手を振る松井臨時コーチ

 スタンリッジ(前阪神)やウルフ(前日ハム)、李大浩(前オリックス)ら外国人選手で大型補強を行ったソフトバンクは、同市内にある生目の杜運動公園にてキャンプを張っている。 西武は日南市の南郷中央公園野球場で、広島は同じ日南市の天福球場と日南総合運動公園で、それぞれレベルアップを図っている。
 西都市の西都原運動公園野球場ではヤクルトのフャームチームがキャンプ中だ。 また、1月中旬から宮崎市清武総合運動公園でキャンプを張っている韓国プロ野球の斗山ベアーズは3月4日までの予定。ここには韓国からのファンが多く訪れ、韓国語が飛び交っている。

キャンプを見に多くのファンが訪れた(サンマリンスタジアム宮崎の宮崎県営野球場)

 一方、プロ野球キャンプの陰に隠れて目立たないが、Jリーグの各チームも大挙しておし寄せている。既に宮崎県入りを果たしているチームも含め、2月はJ1の11チーム、J2の7チーム、J3の1チームがその予定だ。
  天皇杯を制した横浜F・マリノスとJ1王者のサンフレッチェ広島は宮崎市のシーガイヤスクエア1でトレーニングを積む。その他のチームも先に示したチラシの予定通り、県下の各運動公園(施設)等でレベルアップを図っている。
  このように宮崎は今、キャンプ花盛りの季節であり、他県の人達からはとてもうらやましがられる。宮崎に住む小生達は、本当に幸せ者であると痛感する。 皆さま、美味しいグルメと温暖な気候、そしてこのような素晴らしい環境の地「宮崎」へ、ぜひ足を運んで見てはいかがですか!

(実高S43年卒、2014.02.11up)



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