会員からのお便り
 
S43年卒有志が鹿児島でミニ同窓会開催−宮津澄義

 ありがとう!元気な姿でまた再会しよう! 昭和43年実高卒の同窓生有志は6月8日夜、鹿児島市でミニ同窓会を開催した。当日は小生ら同窓2人が奥さんを同伴し、参加者は恩師を含め総勢17人。旧交を温めながら一次会から二次会へと、時間の過ぎるのも忘れて夜半過ぎまでカラオケなどで盛り上がった。

  古希など節目の年齢でもないこの時期に開催することになったのはなぜか。それは以下の理由によるものだ。同窓生のI君が近い将来、韓国出身の奥様と米国へ移住するのが決まったこと。それに千葉県在住のS君が同窓会出席に合わせ、鹿屋市在住の恩師・I先生に会いたい、との話が出たことで具体化。幹事は鹿児島在住のS'君が引き受けてくれた。

鹿児島中央駅近くの料亭にて一次会

 宮崎在住の小生にとっては、鹿児島での同窓会は久しぶりとあって、今回は宮崎生まれ育ちの家内を伴い参加することになった。そして当日、宮崎の天候は曇り。早々に仕事を終え、マイカーで鹿児島へ向かった。しかし、鹿児島へ近づくほど天候は悪化し、鹿児島へ着いた時には本降りとなった。

  同窓会は午後7時開会予定で、会場は九州新幹線の発着駅である鹿児島中央駅近くの料亭。会場近くのビジネスホテルでチェックインを済ませ、幹事のS君と同駅で待ち合わせた。久々の再会を喜び合いながら宴会場へと足を運んだが、到着時刻は遅れて午後7時50分。今や遅しと待ち構えていた恩師と級友たちが小生夫婦を温かく迎えてくれた。

  そこには昔の懐かしい顔ぶれがあった。今回の主役であるI君、そしてもう一人の主役のS君(山形県出身の奥様同伴)とは卒業以来、実に45年ぶりの再会だった。他の同窓生もおそらく小生と同じだった、と思う。両君とも今まで築いてきた生活を土台にして、これからの人生設計をしっかり立てていることを耳にして、友として羨ましくもありうれしさを感じるものがあった。

  また、いつまでも若々しい恩師のI先生をはじめ奄美から参加のK君、Yさん。福岡から駆け付けてくれたM君、霧島市から参加のS'君。地元鹿児島からは美人さんご一行のSさん、S'さん、Tさん、Mさん。そして男性陣はA君、Y君、幹事役のS君等々・・・。奥様も含め合計17人の参加で、小生にとってはI、S両君を除くと3年から10年ぶりの再会であった。

  参加者全員が元気で再会できたことを喜び合い、昔話や近況報告等々に花が咲いた。高校時代を懐かしく思い浮かべ、笑い、そして涙ぐんだ。時間が過ぎるのを忘れてしまうほどの盛り上がりようだった。

  小生の家内は最初、緊張気味だったが、皆の優しい気遣いで時間と共にリラックスし、いつの間にか同窓生の一員となっていた。瞬く間に一次会の終了時間となり「これから先、いつまでも元気だという保証はない。今を精いっぱい生き、そして毎日を楽しもう」を合言葉に散会となった。

近くのカラオケスナックで二次会開催

 しかし、こんな楽しいひと時をこれで終わりにするのはもったいない、とばかりに全員が二次会へとなだれ込んだ。その会場は近くの「カラオケスナック」。一次会は会食と会話中心で少し大人しい面々だったが、場所が変わりカラオケと衣装が加われば、そこはなんのその。往年の青春スター気取りたちがここぞとばかりに歌い踊り、ショータイムを演出。恩師・主役はもちろんのこと、奥様方もノリノリとなった。

  奄美ゆかりの歌から学園ソング、デュエット曲、懐メロ、そして最近はやりの曲まで全員が代わり番こに歌い踊り、そして合唱し、まさに高校時代へタイムスリップした感のひとときであった。最後には、他のお客や従業員をも巻き込み、一緒になっての賑やかな宴となった。

 楽しい時ほど時間が過ぎるのは早いものだ。時計の針はとうに午前零時を過ぎ、それぞれが元気な姿での再会を誓い合い、二次会もようやくお開きとなった。

  帰り際、I先生が「長い教員生活で、多くの生徒を社会に送り出したが、こんなに親しくそして楽しい交流ができる君たちがいるのを誇らしくうれしく思う。本当にありがとう」と述べられ、感謝の念を表されていたのが印象的だった。

  小生もまた、こんな仲間がいることを誇らしく思い、今日参加できたことを喜ぶと共に、今回、この会を企画してくれた幹事をはじめ多忙な中、快く参加してくれた恩師・同窓生、そして同伴いただいた奥様方に心から感謝したい。「ありがとう! お疲れさまでした」 そしてI君、米国での新生活がより幸せで、素晴らしいものでありますように!

HP管理人から=小生も昭和43年の実高卒です。宮崎からの便りを受け卒業アルバムを久しぶりに眺めた。40数年前の写真を見て当時を懐かしく思い出しました。

(2013.06.27up)


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