会員からのお便り


奄美はもうすぐ春!−アマミノクロウサギ

 HP管理人から=宇検村田検在住のアマミノクロウサギさんこと佐々木一宇(カズイエ)さんから奄美便りをいただきました。佐々木さんは現在、同村で議員活動の傍ら、やけうち短歌会(会員141名)を主宰しています。
   
遅ればせながら「新年明けましておめでとうございます」

龍郷町秋名のヒカンザクラ

 今年は数年来の寒波と天候不順が続き、体調もままならない毎日です。小生は昭和20年生まれですが、身体のどこかに違和感を覚える毎日で、昨日もドクターのお世話になりました。

「検温に立ち寄るナースの胸元に下着の影見て血圧上昇」

気持ちは18歳でしょうか。高齢者の仲間入りも悪くありません。

奄美大島開運酒造宇検工場前のヒカンザクラ(写真は宇検村在住のS・Tさん提供)
(画像クリックで拡大します)

 そんな事を感じながらも、奄美は確実に春が目の前に近づいています。病院へ行く前日に本茶峠・秋名(龍郷町)と今里(大和村)を回って来ました。山の中で見るハゼの紅葉は本土の秋の彩りです。紅葉とヒカンザクラが同居する様は奄美ならではの光景で、とても不思議な感情になります。
 そして冬の味覚の代表格は「タンカン」です。今年は例年にも増して色付きが良く、程よい酸味と糖度16の甘さは外来のオレンジに負けません。本格的な出荷は2月になってからとなりますが、近くのスーパーにもチラホラと並び始めています。

山中のハゼの紅葉(大和村今里にて)

山中のハゼとヒカンザクラ(本茶峠にて)

  わが家のタンカンは、ヒュース(ヒヨドリ)とメジロの主食(?)となっており、早朝から夕暮れまでピーピー鳴きながら楽しんでいます。これも自然との共存共生(笑)と諦めています。また、わが家は隣が川、目の前には焼内湾の海が広がり災害も心配ですが、生活はいたって便利です。公職のストレス解消にと「あみく(網)」を川や海に仕掛け、カニを狙う今日この頃です。

龍郷町瀬留のタンカン園

奄美の完熟タンカン

 わが奄美は、近海に「尖閣」を抱え黄砂に悩み、少子高齢化が進む典型的な地域の中で、将来像を模索しています。皆さんからの提案やアイデアなどご意見を頂けましたら、うれしい限りです。
 季節は大寒(21日)を過ぎ、いっそう寒さも厳しくなりました。皆さまには「健康第一」とご自愛専一にてお過ごしください。本年もなにとぞよろしくご指導くださいますよう、お願いいたします。

(S38年実高卒、2013.01.25up)


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