軽井沢で夏を楽しむ−HP管理人
ホームページ(HP)管理人は8月17日から3日間、長野県・軽井沢町の中軽井沢であったテニス仲間20数人の合宿に参加した。合宿とは称しているものの、どちらかと言えばバーベキューや焼きそばなどを食べ、生ビールを飲みながらついでにテニスも楽しむ恒例のイベントだ。
今年15回目の開催で、HP管理人もほぼ毎年参加しているが、技量が上がった形跡は無く、体重だけが増えて帰るという結果になってしまっている。 しかし、当地は海抜900メートルを超える高原地帯。気温は東京より5〜6度ほど低い上、湿度も低く毎年のことながら明日への英気を養うことができるのが収穫だ。 | 軽井沢のシンボル・浅間山(海抜2,568メートル)
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| 毎朝日課のバーベキューサイトの設営(後方は浅間山)
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一行の平均年齢は60ウン歳。今年もそれぞれの車に分乗し、生ビールの樽(20リットル入り)3缶やビールサーバー、炭酸ガスのボンベ、簡易ガスコンロ2セット、肉や野菜などの食材、それに雨よけ用のシートなどを積んで早朝、西東京市を出発した。
午前9時過ぎには定宿となっている民宿に到着。少し離れたキャベツ畑近くのテニスコートへ移動して、バーベキューサイトを設営するとともにビールサーバーのセットアップに取り掛かった。各人が手馴れたもので、30分余で準備完了。後はビールが冷えるのを待ちながらテニスの練習となった。
| | 焼き肉と野菜炒めを作る
| | | | 炭火で豚の肩ロース肉を焼く
| おじさんがハムエッグを作る
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1時間ほど汗を流すうちにビールも冷えてきた。料理好きのおじさん達が作ってくれたバーベキューやベーコンエッグ、野菜炒めなどを頬張りながら飲むビールの味は格別だ。
すでに軽井沢には秋の訪れが近づいており、赤トンボが飛び交いコスモスやキキョウ、ハギの花などが咲き、空には秋の雲が浮かんでいた。また、高原を吹き抜けるさわやかな風が火照った身体に心地良かった。
肝心のテニスの方はと言うと、高原でボールが良く弾むこととほろ酔い気分も手伝って、珍プレー好プレーの続出で、大いに笑わせてくれた。最近の医療研究によると、“笑い”は心や体の健康に良いということが言われているそうだ。小生が還暦を過ぎて、なお健康で生活出来るのもこの合宿の成果の一つかもしれない、と思った | 参加者の面々(渡辺泰信さん提供)
| | ゲームでは珍プレー好プレーが続出した
| | Aさんの娘夫婦とかわいい孫も応援に駆け付けた(渡辺泰信さん提供)
| | 隣の畑では高原キャベツの収穫に追われていた |
「飲む」「打つ」「食う」の3拍子が揃った楽しい休暇は、瞬く間に最終日を迎えた。幹事の奮闘や同行医師のケアで、熱中症やけが人が出ることも無く無事に終了。昼食後、今年も大いに盛り上がったテニス合宿を打ち上げた。
思えば15年前は、皆それなりに若かった。夜遅くまで飲んで話し込み、宿の方から早く寝るように注意されたものだ。寄る年波には勝てず、みんなが早寝競争する年齢となってしまった。 定年を迎えサンデー毎日となったり、孫育てに忙しい仲間も増えてきた。隔世の感を禁じ得なかったのは、HP管理人だけではなかったようだ。
(山田信廣=S43年実高卒、2012.08.21up)
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