関西の同窓会有志が手作りうどんの会を開催−牧祐一郎
風薫る5月の某日曜日、関西地区の配田ヶ丘と前田ヶ丘の両同窓会有志は、兵庫県西宮市名塩に住む山本敏弘君(S43年実高卒)方のうどん工房で、讃岐うどんを手作りし、ぶっかけうどんなどの味を楽しんだ。
うどんの会は恒例行事となっており、今年は通算7回目。指導する山本君は、10数年前に職場の先輩から教わり、今では各所のイベントなどで腕前を披露しているほどだ。
この日はメンバー14人が午前10時、新緑に包まれた同工房に集合。手間が掛かる中力粉(1キロ)と打ち粉(適量)、塩(80グラム)、水(1リットル)の配合は前夜、山本君が済ませてあったので、軽く飲みながら段取りを確認し、生地の足踏み作業からスタートした。
当日の主な作業の流れは、こね・足踏み・熟成(約50分)⇒菊もみ・へそだし・熟成(約1時間)⇒丸出し・本のし⇒たたむ・切る―から成り、午後3時前に完成した。
ゆでてから水洗いし、ねぎや山芋を入れ、市販のだし汁をぶっかけて味わった。また、山本君が借りた畑で耕作しているフル(葉ニンニク)やツバシャ(ツワブキ)の郷土料理などもご馳走になり、休日をまったりと心ゆくまで楽しんだ。
小生もうどん作りに夢中になったため、写真を撮らなかった工程もありますが、以下にまとめましたので、ご高覧いただければ幸甚です。
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中力粉(手前)と打ち粉
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だし醤油
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足踏み用の麺打ち台
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生地をビニールで挟み足踏みする(約5分)
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・生地が広がったら折り畳んで、きめ細かくなるまで足踏みを3回ほど繰り返す。その後、 ビニール袋に入れ空気を抜き熟成(約50分)させる。
・熟成後、さらに足踏み(約5分)し、四方に伸びた生地を菊もみして丸い玉を作る(四方の角の部分を内側に入れる要領で。この工程は写真無し)。
・また足踏み・荒延ばしし、ビニール袋に入れ空気を抜き熟成(約1時間)させる。
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切った麺がくっつくのを防ぐため、麺棒に乗せて一本づつ離す
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お土産用として切ったうどんをパックに詰める
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麺のぬめりを取り引き締めるため、ゆでた後に水で洗う
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試食後、ほろ酔い気分で歓談中の参加者
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(牧祐一郎=S43年実高卒、2012.05.18up)
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