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わが家の郷土料理-豚の味噌漬け

 鹿児島県・奄美大島などで酒の肴やお茶受けとして食べられる味噌漬けの作り方を、わが家風のレシピで簡単に紹介したい。食材は豚のモモ肉や白身魚などを使いたいところだが、予算の関係といろんな具の食味を楽しむため、豚のホルモンを中心に下記の材料を使うことにした。
 つぶ味噌だけは当地で入手不可能なので、奄美市の店にネット注文し他は近くのスーパーで購入した。味噌を除く費用は2千円以内。これまで飲み仲間や職場の飲み会にも提供しているが、概して評判は良くリクエストがあるほどだ。また、熱々のご飯の上に乗せて弁当のおかずに利用している友人もいる。また、これにトライする友人も出てきている。
=材料は以下の通り=
@イカのゲソ 1パック Aハツ 1パックBレバー 1パックCタン 1パックD砂肝 1パックEニンニクの芽 1束 F卵 2個G煎りりゴマ 1袋Hピーナッツ2袋I花かつお 適宜Jオリゴ糖 適宜K食用油 適宜L奄美のつぶ味噌 500グラム

主な食材は写真左からイカのゲソ、豚のホルモン(ハツ・レバー・タン)、鳥の砂肝

ゲソとホルモンは2分前後、砂肝は10分程度湯がく

臭みを取るため、ゲソやホルモンは汚れが無くなるまで何回か水洗いする

水気を取るため、焦げないように気をつけながらフライパンで煎る

ニンニクの芽は軽く油で炒めピーナッツは煎り、ホルモンとこれらを混ぜる

フライパンでつぶ味噌を炒め、卵2〜3個を溶き(つなぎ用)と煎りゴマ、オリゴ糖(または白糖)大さじ2〜3杯を入れかき混ぜる。フライパンから味噌が溢れるの防ぐため、事前に味噌と溶き卵などをボールで混ぜて置くと良い

タッパに花かつおを敷き、その上にホルモン等の食材、さらにつぶ味噌を少しずつ乗せる。これを繰り返して最後にかき混ぜる。冷めてから冷蔵庫で保管する。

ちょうど食べごろとなった味噌漬け(4日目の状態)

熱々のご飯の上にかけても美味しい


 1日後からでも食べられるが、味噌の味が食材に染み込むよう1日1回かき混ぜる。また、ホルモンやピーナッツなど主の食材が少なくなり味噌が残っているようなら、追加補充したら長く味わうことが出来る。

(2011.11.17記、山田信廣=S43年卒)

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