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東京奄美会会長大江修造さんを励ます会開催−東京龍郷会

 東京龍郷会(大野春義会長)は3月3日、東京奄美会の第21代会長に就任した「大江修造さんを励ます会」を日本教育会館の喜山倶楽部で開催した。

 龍郷会から奄美会長に就任するのは、第11代会長の故川上嘉さん(参議院議員)以来36年ぶりとあって、来賓を含め50人余が集い就任を祝うと共に新会長を激励した。

大江会長(中央)を囲む龍郷会会員


 会は郷土遥拝・黙とう、龍郷町民歌斉唱に続き大野春義龍郷会会長が登壇し「龍郷町会からは実に久しぶりの奄美会会長が出た。大変ではあるが、郷友会として全面的に応援していきたい」などとあいさつした。

 花束贈呈後、あいさつに立った大江奄美会会長は、昨年12月就任後の3か月を振り返りながら、現状報告と今後の抱負などを述べた。

 その中で、会長立候補に当たって公約に掲げた奄美の世界自然遺産登録への側面的な支援や渋谷・鹿児島おはら祭への男性チーム参加。また、表彰制度の新設と関東地区における物産展情報の告知などを丁寧かつ迅速に実行に移したい、と改めて決意表明した。


あいさつする大野龍郷会会長

あいさつする大江奄美会会長

来賓代表であいさつする勝光重奄美会幹事長

激励の言葉を述べる佐藤相談役

 乾杯・歓談後、龍郷会の柿園守雄顧問と村田幹雄相談役、佐藤文子(同)さんら5人が大江会長を励ますあいさつを行った。

 そのうち、第18代奄美会会長を務めた故佐藤持久さん令夫人の佐藤相談役は「私は奄美の本土復帰前に上京し、会員になって66年になります。当時は電話も簡単に出来ず、寂しい思いばかりしていました。そんな中で奄美会に行ってみると、島へ帰ったような気分になり、たくさんのエネルギーをもらってきました。その後も奄美会は私の人生に大きな影響を与えています」と感謝の言葉を述べた。

 その上で、大江さんのご母堂が歩くのが不自由になった時には、大江さんご自身が車いすに乗せて奄美会や龍郷会に出席させていたことやご母堂様葬儀での思い出話を懐かしみながら語った。

 さらに同相談役は
「大江さんは3度目の挑戦(選挙)で会長に選ばれました。その根気強さに敬服しております。過去2回は時期が悪かったのだと思います。主人は常々、『奄美会は何よりも仲良くしていくのがモットーである』と話していました。大江さんには今までの学問・研究を生かし奄美会発展に尽くされるよう、私たち龍郷会も一丸となって奄美会を盛り上げたいと思います」などと激励した。

大江会長(左から二人目)を囲む奄美会執行部の皆さん

祝い唄を歌う福田順之さん(左)と田辺博文さん
日舞「寿」を披露する泉二佳麗さん

 第2部の余興は祝い唄「長朝花節」で始まり、日本舞踊「寿」、ダンス「龍郷チャチャチャ」、島唄、カラオケなどで会場の雰囲気を盛り上げた。

 続いて八月踊りと六調で総踊りを行った後、閉会の辞に続いて万歳三唱で大江会長の就任を祝福して終了した。

曲に合わせ「龍郷チャチャチャ」を踊る龍郷会会員

六調で盛り上がる参加者
 
(東京龍郷会N.Y、2019.03.06up)


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