レポート

東京奄美会が文化講演会開催−「銀座もとじ」の泉二会長が熱弁!
 
 東京奄美会は7月6日、恒例の「文化講演会」を東京品川区の同区立総合区民会館「きゅりあん」で開催しました。講師を務めたのは、「銀座もとじ」の創業者で会長の泉二弘明(もとじ・こうめい)氏。演題は「銀座で夢の実現!」で、約200人の参加者を前に熱弁を振るいました。

 講演会終了後は第2部として、東京奄美会女性部の踊りやマジックショー、カラオケなどの余興があり、最後は参加者全員がワイド節と六調を楽しみ旧交を温めました。

 また、講師の実姉である泉二佳麗さんをリーダーとする東京龍郷会女性部有志7人は、「寿&さくらさくら」を華麗に舞い、イベントに花を添えました。

プロジェクターを使って話す泉二会長

 泉二会長は龍郷町出身で、昭和44年旧大島実業高校(現奄美高)卒。自身の生い立ちや島での思い出、大学中退後から銀座に店を持って現在に至るまでの人生を振り返りながら、時折ユーモアを交えて1時間余にわたって熱っぽく語りました。

 また、逆算の目標達成シートの作成や古新聞回収時は量に応じてトイレットペーパーと交換したこと、某医師会勤務の経験から顧客ごとにカルテを作ったこと。さらにオスだけの繭から取れた糸(プラチナボーイ)で作った製品開発やトレーサビリティ(生産履歴)を導入したこと−などをプロジェクター投影し、飽きさせることなく話し終えました。

 最後は演題のサブタイトルに掲げた「地方から世界へ、銀座から文化を発信」し、銀座や古里の奄美などに地域貢献していきたいと思っている、などと結びました。

踊りを披露する東京奄美会女性部の皆さん

 泉二会長と高校が同期卒の虎四四会メンバーは、「仲間として誇りに思います。彼は1964年の東京オリンピックで見たアベベや君原健二に憧れ、一時は箱根駅伝を走りオリンピックのマラソンランナーを目指しましたが、けがによって走ることを断念しました。そんな中で亡き父の形見の大島紬を着て、着物で生きていくのを肝に銘じ42年と195日を師匠も無く過ごしてきたわけです。銀座で『唯一無二』の呉服屋をやりながら、今でも奄美をアピールし他店では出来ない着物の未来を追求している姿勢には感心させられます」と、話していました。

舞い披露後、記念写真に収まる東京龍郷会女性部の皆さん(提供=元井のりみさん)

 また、 東京龍郷会のAさんは生き馬の目を抜くという大都会で商売を続けていけるのは、「仕事をただ漫然とこなしているのではなく、どんな仕事でも手を抜かずそこから何かを得ていた。例えば顧客カルテの作成など、自分の仕事に一工夫も二工夫も加味しているからではないか」などと、語っていました。

◆後日、奄美高校東京同窓会の小勝竹雄顧問から以下のコメントが寄せられました。

 銀座もとじの泉二弘明会長の講演を私も拝聴させていただきました。演題「銀座で夢の実現」に向けての涙ぐましいその努力と工夫の数々。約一時間余の時間があっという間に過ぎたと思うほどの素晴らしい内容で、大変感動感激しました。我が奄美高校の誇りであり、自慢でもあります。奄美大島紬と共に、さらなるご発展とご繁栄を祈念申し上げます。

講演会に駆け付けた虎四四会メンバーと泉二会長
(2025.07.11up)

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