レポート

第24回同窓会総会を開催−奄美高校・東京配田ヶ丘同窓会

 奄美高校・東京配田ヶ丘同窓会(叶正喜会長)は7月15日、東京・JR市ヶ谷駅近くのホテルグランドヒル市ヶ谷で第24回同窓会総会・懇親会を開催した。

 懇親会には同窓会本部の和田孝之会長と関西配田ヶ丘会同窓会の野上良子会長、関東地区の他高校同窓会などからの来賓を含め約100人が出席。今年も絆を大切に、親睦の和を広げよう!!をテーマに、旧交を温めながら親睦を深めた。

校歌を歌う奄美高卒業生の皆さん
記原顧問の音頭で乾杯する参加者

 実行委員メンバーは午前10時半前に集合。與島幹事長指揮の下、川崎会計長(共にS45年卒)らと女子会メンバーが中心となって受付周りや垂れ幕などの設営を開始。同11時半前にはほぼ準備を整え、来場者を待った。

 総会は従来通り会員のみで開催し、来賓は懇親会(前段、後段)から参加してもらう式次第の構成。総会では執行部から会務・会計報告と新年度の会務予定・予算見積り、それに会則の一部改正の6議案が説明された後、いずれの議案も満場一致で承認された。

 会則の一部改正は第2条の<組織 および 構成員>の項で、大島工業高校を追記すること。それに第17条の<会費>の項で、1,000円を2,000円にすることの2点だった。

あいさつする叶会長

祝辞を述べる同窓会本部の和田会長
祝辞を述べる野上関西配田ケ丘会会長 「島なさけ」を歌う歌手の屋宮弘孝さん

 懇親会前段の部は、来賓を拍手で迎えて始まった。山田(副会長)と牧園副幹事長の司会で進行。郷土遥拝と物故者黙とうに続き、今回からは奄美高校のみの校歌を卒業生が斉唱した。

 続いて、あいさつに立った叶正喜会長は、来賓や参加会員に謝意を表した上で「母校は時代の流れに翻弄されるかの如く数度の統廃合を経て今に至っています。変容期の中にあった皆さんにとっては複雑な思いに駆られていたことと推察いたします」と述べた。

 その上で「会員の高齢化が進む中で、会員の減少に歯止めがかかっていないのが喫緊の課題です。学校や同窓会本部と連携を密にして次代の後輩が受け継げる環境作りに役員一同知恵を絞りたい」などと、あいさつした。

会のテーマ曲「ふるさとの話をしよう」を島口バージョンで歌う参加者
ワイド節をアレンジしたリズムでキレキレのダンスをするB−LINKsメンバー
平さんのカラオケに合わせ踊る参加者

 来賓紹介後、来賓を代表して奄美から出席した和田配田ヶ丘会同窓会本部会長、それに関西から参加の野上関西配田ヶ丘会同窓会会長の2人がそれぞれ祝辞を述べた。

 2人とも所属する同窓会の現況や会員増に向けた新たな取り組み状況などを紹介しながら、同窓会の発展を願う一方、母校への支援・協力を訴えた。

−懇親会は踊りやシマ唄等で盛り上がる−

 続いて山ゆり会メンバーの折原誠司さんと村田キヨミさんが祝い唄の「長朝花(ながあさばな)節」を歌い祝福した後、記原正一郎顧問の音頭で乾杯。今回はビールではなく、郷土・奄美の地場産業振興のため、黒糖焼酎「里の曙」で行った。参加者は久しぶりの再会を喜び合い、会場には歓談の輪が広がった。


日本舞踊を踊る定さん 奄美新民謡を歌う久永さん

 懇親会後段の部(余興)は前田美智子副幹事長と永井珠美幹事の司会で進行。オープニングは会のテーマソングである「ふるさとの話をしよう」の替え歌(方言入り島風バージョン)を、会員が歌い始まった。

 その後、定小百合さんによる日本舞踊、若さあふれるB−LINKsメンバーによるキレキレのヒップホップダンス、平達也さんのカラオケ、久永さとみさんによる奄美の新民謡「奄美のさすらい千鳥」などが次々に披露された。

 後段余興では、脇田真由美さんら3人によるシマ唄の後にリフレッシュタイムとしてくじ引き大会が行われた。各テーブルごとの勝者が舞台に上がり、そこで勝ち抜いた10人に記原顧問が日本皐月協会に新花登録したサツキ「島育ち」と黒糖焼酎「里の曙」、それに叶会長提供のチェロとコントラバスの置き物(計3点)がプレゼントされた。

  その後も余興は続き、カラオケの部では和田会長が「ハゲー音頭」を振り付け入りで披露。最後の踊りの部では「渋谷音頭」や「六調」を、会員が輪になって所狭しと踊りまくり飽きさせることはなかった。

「ハゲー音頭」を歌う和田会長と踊る参加者
カラオケを歌う参加者
シマ唄を歌う脇田さんと折原さん、村田さん(右から)。踊るのは小林さん

久永さんの歌に合わせ踊る参加者
六調に合わせ踊る参加者
同上
記原顧問からサツキを受け取る参加者

賞品のサツキ「島そだち」

ずらりと並んだ黒糖焼酎「里の曙」

会長賞のチェロの置き物
太鼓を叩く音響担当の山下さん

締めのあいさつを行う與島幹事長
懇親会後段の部の司会進行を務めた前田副幹事長(左)と永井幹事

・最後に閉会のあいさつに立った與島幹事長のコメントは以下の通り

 本日はお忙しいところ、たくさんのご参加を頂き、本当にありがとうございました。いろいろと不手際がございましたけれども、ご来賓の方々、会員の皆様方の温かいご協力を頂きながら、大盛会のうちに終えることに心から感謝申し上げます。

 余興の出し物は、いかがでしたでしようか? 「会員のみんな」が参加するのが会の方針で、ダンスや歌謡・シマ唄そして日舞など、いろいろな分野の「演目」を用意させてもらいました。楽しんでもらえたら、とても幸いです。

 来年は25周年の節目の年に当たります。今回以上に役員一同、工夫を凝らして、もっともっと、楽しい同窓会・懇親会にしたい、と思っております。今回以上に、多数のご参加をお願い致します。

 スナップ写真の数々(下8点写真は画像クリックで拡大します)

・初出席のお三方から以下の感想が寄せられました。
 MSさん⇒配田ヶ丘同窓会には初めての参加でしたが、皆さんに温かく迎えていただき、とても楽しい一日でした。大阪からお見えになった方(野上さん)が、妹の同窓生だと分かりビックリでした。奄美出身の集まりなので懐かしい感じでした。ありがとうございました。

 IMさん⇒大変楽しく、たくさん踊ってはしゃいで、心身共に喜びました。私達も校歌(旧実高の)を歌いたかったです。それぞれの時代で校歌が違いますので、皆さんも歌って半世紀前に戻りたかったかも!? ありがとうございました。

 MKさん=配田ヶ丘同窓会に 初めて 参加しました (腰椎圧迫骨折になって迷いましたが・・・)。うれしくて 楽しくて 痛みを忘れて踊っている自分がいました。気が付くと優しい先輩が手を貸してくれ、席まで連れてくれました! 感激しました。我がふるさと奄美は最高です。役員の方々、本当にありがとうございました!

・奄美新聞の記事をPDFファイルで見る
・総会パンフをPDFファイルで見る (1) (2) (3) (4) 
 (※いずれもパスワードが必要です)
・ 城山敏博さん撮影の動画をYouTubeで見る
(写真、文・構成=HP管理人、2024.07.17up

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