レポート

渋谷・鹿児島おはら祭に参加−東京配田ヶ丘同窓会踊り連

 東京配田ヶ丘同窓会の踊り連(永井珠海連長)は6月12日、東京・渋谷の道玄坂通りと文化村通りで開催された第19回渋谷・鹿児島おはら祭に参加した。この祭りは鹿児島と渋谷区が歴史的に深い縁があったことから、渋谷区や鹿児島市などで組織するおはら祭実行委員会が1998年から文化交流などの一環として開催している。

 本会は通算9回目の出場。子ども8人を含む参加者39人は、鹿児島から来た参加者や関東在住の鹿児島県関係者ら総勢2500人(計64連)と共に、おはら節や渋谷音頭などを踊りながらパレードした。

子供らを先頭にパレードする本会踊り連

 おはら祭パレードは例年、5月の第3日曜日に開催されていた。しかし、今年は5月の伊勢志摩サミットの関係で、1か月遅れの開催となった。梅雨入り後とあって天候が心配されていたが、この日は絶好のお祭り日和となった。

 当日、参加者は午前10時過ぎ、会場近くの居酒屋に集合。化粧や着替えなどを済ませ、道玄坂の指定された待機場所に移動し開会に備えた。

 祭りは審査対象となる第1部のパレード、若者の踊り主体のアトラクション、それにハンヤ節などを追加した第3部のパレードで構成されている。

 おはら祭の実行委員会名誉会長を務める森博幸鹿児島市長らのあいさつの後、合計64連による踊りのパレードが始まった。本会のモットーは「家族ぐるみの親睦」と「郷土・奄美のアピール」だ。

 参加者の年齢は下が8歳から上は70代まで。友人グループから母娘、祖母と孫などを含む老若男女が参加した。本同窓会員の他、会員以外の有志も多数参加。この日も幅広いメンバーが集った。

 初夏の日差しを浴び、心地よい汗をかきながら「ヨイヤサー」の掛け声とともに、合計5回にわたる練習の成果を披露。約3時間にわたり道玄坂通りから文化村通りへと練り歩き、大勢の見物客に奄美をアピールした。

出発前、記念写真に収まる踊り連

整然とパレードする踊り連

上の6点は東京配田ヶ丘同窓会踊り連

ヤング踊り連によるアトラクション

太鼓打「魁」

パレード終了後、笑顔で記念撮影に収まる参加者一同

 奄美関係では本会の他、「東京奄美会女性部」と「関東・ザ・徳之島」「東京喜界会・島踊りの会」3連、それに奄美から「奄美愛しゃ連」が駆け付け参加した。参加者は郷土会活動などを通しての知己が多く、踊りながら他連の参加者らとエールを交換し合った。

 第1部のパレードによる審査の結果、グランプリ賞は関東阿久根会が受賞。奄美関係の連は受賞ならなかった。

 この日は梅雨間の晴天とあって、道玄坂一帯は約30万人(主催者発表)の見物客で賑わい、沿道は郷土色あふれる鹿児島の色と熱気に染まった。

 永井連長は「今年はいままでで一番多い人数で出場することができました。そして、みんな楽しく踊っていて、とってもうれしかったです。これからも賞を狙いつつ、今まで通りの楽しい連で頑張りたいと思っています。プラカードや旗持ち、撮影担当、お手伝い・ボランティアの皆様方、本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べていた。

東京奄美会女性部の皆さん

関東・ザ・徳之島の皆さん

★その他の踊りパレード入賞連は以下の通り

  ・準グランプリ賞・・・・・関東玉龍同窓会おはら連
  ・渋谷区長賞・・・・・・・鹿児島商工会議所連・青年部連
  ・鹿児島市長賞・・・・・・鹿児島工業高校同窓会
  ・鹿児島県知事賞・・・・・関東枕崎会
  ・審査委員長賞・・・・・・霧島市ふるさとおどり連
  ・審査委員特別賞・・・・・出水望郷の会
  ・敢闘賞・・・・・・・・・純心学園

★Webフォトギャラリーでその他の写真を見る(400点 順不同。他の踊り連の写真も含まれています)

★お知らせ=来年5月21日(日)開催予定の第20回渋谷・鹿児島おはら祭にも出場の予定です。参加希望者は、本会事務局までご連絡ください。
◆連絡先 東京配田ケ丘同窓会メルアド tokyohaidaga_oka@yahoo.co.jp(全て半角小文字)

永井連長からのお礼状

(撮影:仁禮善美、2016.06.21up)


HOMEへ

Copyright (C) 東京配田ケ丘同窓会/ホームページ委員会 All Rights Reserved.