レポート

東京奄美会が新年賀詞交歓会開催−400人が出席

 東京奄美会(森眞一会長)は1月18日、新春恒例の新年賀詞交歓会を東京・上野公園の上野精養軒で開催した。会は式典と懇親会・芸能の2部で構成され、関東圏に住む奄美出身者を中心に来賓・ゲスト出演者ら400人余が大島紬姿などで出席。黒糖焼酎を酌み交わして旧交を温めながら、各郷友会などの島唄や踊りを心行くまで楽しんだ。

最後は六調で盛り上がった

 式典では、郷土遥拝などに続き昨年11月の役員改選で就任した森会長が登壇。昨年を振り返りながら「本会は、会員相互の親睦向上を図り、かつ郷土の発展に寄与すること」を念頭に「地方創生、奄美創生」に向かって協力していきたいなどと、あいさつした。
 その後、保岡興治衆院議員(代理人)や金子万寿夫衆院議員ら4人の来賓が祝辞を述べた。さらに前期役員を務めた英辰次郎前会長ら3人への感謝状贈呈と新役員の紹介が行われた後、奄美群島の各首長などから寄せられた祝電が披露され式典は終了した。

あいさつする森眞一会長

開会宣言する記原正一郎副会長

伊是名の会による「安里屋ユンタ」

東京名瀬会による「月の白浜」

東京龍郷会女性部による「正調博多節」

久永さとみさん母娘による新民謡「スラヨイ黒糖」

 懇親会・芸能の部は徳原大和さんによる「朝顔節」で幕を開けた後、田中達三顧問の音頭で乾杯を行った。続いて伊是名の会による踊りの他、奄美各市町村の出身者で組織する13郷友会が、趣向を凝らした衣装で舞踊や島唄などで会場を盛り上げた。また、ゲストとして招かれた瀬戸内町出身の久永さとみさん母娘が持ち歌を披露した。
 終盤に近づくに従い会場は大盛り上がりとなり、懐かしい「島のブルース」や「六調」の曲が流れ始めると、来場者は我先にと立ち上がり踊りの輪に加わった。会は定刻通りに万歳三唱を行って終了。またの再会を約して帰るメンバーがいる一方で、語り尽きない(飲み足りない?)来場者の中には、三々五々と上野の街へと繰り出すグループも見られた。

(2015.01.22up)


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