レポート
 

大阪・豊中市で観光物産展開催−奄美群島広域事務組合など主催


 
奄美まるごと 持って行きます!!―。奄美群島の魅力を紹介する第1回「奄美の観光と物産展 in 大阪」が10月4〜5日、大阪府豊中市のせんちゅうパル南広場で開催された。 
 
会場では黒糖焼酎などの特産品の販売やお楽しみ大抽選会の他、奄美出身の唄者が一堂に会する「シマ唄芸能祭」が繰り広げられた。期間中、会場には奄美関係者ばかりでなくショッピングセンターを訪れた買い物客らを含め、延べ約5000人(主催者調べ)でにぎわった。

多くの来場者でにぎわった奄美観光物産展(提供、奄美群島観光物産協会

 これは、奄美群島広域事務組合などで構成する奄美の観光と物産展開催実行委員会が、関西圏での群島のイメージアップと奄美特産品の販路拡大、観光局の誘致促進などを図るため開催した。 
 会場となったのは、千里ニュータウンの中心駅である千里中央駅前の広場。奄美関係のイベントは、これまで奄美や沖縄県の出身者が多い尼崎市で開かれていたが、当会場での開催は初だそうだ。
 物産販売ブースは18業者によって20店舗が展開され、うち奄美からは11業者が参加した。奄美黒糖や黒糖製品など懐かしい味の試食・試飲などもあり、人気の店では行列が出来るほどだった。また、若手唄者によるシマ唄ライブは、あまみエフエムのスタッフがMCを担当。島口を交えた出演者との軽妙なトークは面白く、会場は奄美の雰囲気にあふれていた。

前田博美さん(沖永良部島)

中村瑞希さん(奄美大島)

里朋樹さん(右)と妹の里歩寿さん(奄美大島)

前泊佑香さん(中、喜界島)

内みちよさん(徳之島、息子も太鼓のお囃子で応援)

寿里さん/POPS(与論島)

奄美市ゆるキャラのコクトくん(左)とロビンちゃん


2014年紬美人の近藤あいさん(大阪出身)


店舗スタッフ

奄美の黒糖焼酎(糖分ゼロを強調)

黒糖製品の「ごまざた」

舞弦鼓/エイサー(与論島)

あまみエフエムの周波数(77.7mhz)を象徴する法被

中村瑞希さんの島唄に合わせ踊る来場者の皆さん

 主催者団体を構成した一般社団法人奄美群島観光物産協会の担当者は、関西地区では昨年、一昨年とも尼崎駅前で物産展を行っており、せんちゅうパルでの開催は初めてだったため、人がどのくらい集まるかオープンするまでは不安だったそうだ。
  しかし「オープン前からお客さんが各ブースに集まりだしたので一安心した。2日目の途中から一時雨が降ったりしたが、来場者は途切れることも無く大盛況に終えることができた。これもひとえに関西奄美会や関西鹿児島県人会などから協力をいただいたおかげ。感謝申し上げたい」と述べ、さらに「参加団体から来年もここでやりたいとの声があったため、来年もせんちゅうパルでできるよう調整を行いたい」と、話していた。

(牧祐一郎=実高S43年卒、2014.10.15up)


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