レポート

渋谷・鹿児島おはら祭に参加−東京配田ヶ丘同窓会踊り連

 東京配田ヶ丘同窓会の踊り連(永井珠海連長)は5月18日、東京・渋谷の道玄坂通りと文化村通りで開催された第17回渋谷・鹿児島おはら祭に参加した。この祭りは鹿児島と渋谷が歴史的に深い縁があったことで、1998年から渋谷区の協力を得て文化交流などの一環として開催されている。

 当会は通算7回目の出場。子ども3人を含む30人は、鹿児島から来た参加者や関東在住の鹿児島県関係者ら総勢2300人と共に、おはら節や渋谷音頭などを踊りながらパレードした。

パレード開始を前に参加者全員で記念撮影

 当日、参加者は午前10時過ぎ、会場近くの居酒屋に集合。着替えなどを済ませ、道玄坂の指定場所に移動し開会に備えた。

 祭りは審査対象となる第1部のパレード、若者の踊り主体のアトラクション、それにハンヤ節などを追加した第3部のパレードで構成。おはら祭の実行委員会名誉会長を務める森博幸鹿児島市長らのあいさつの後、合計64連による踊りのパレードが始まった。

 当会のモットーは「家族ぐるみの親睦」で、母娘や祖母と孫などを含む老若男女が参加した。春の日差しを浴び、心地よい汗をかきながら「ヨイヤサー」の掛け声とともに、今年合計5回にわたる練習の成果を披露。約3時間にわたり道玄坂通りから文化村通りを練り歩いた。

のぼり旗などを先頭にパレード開始

 奄美関係では 当会の他、「東京奄美会女性部」と「関東・ザ・徳之島」「喜界・島踊りの会」3連が参加しており、踊りながら他の連の参加者らとエールを交換し合った。

 第1部のパレードによる審査の結果、グランプリ賞は種子島の踊り連が受賞。昨年、トータルビューティ賞に輝いた東京奄美会女性部の入賞はならなかった。爽やかな初夏を思わせる陽気に包まれ、道玄坂一帯は大勢の見物客(主催者発表30万人)で賑わい、郷土色あふれる鹿児島の色に染まった。

上5点は東京配田ヶ丘同窓会踊り連
東京奄美会女性部踊り連

ヤング踊り連(アトラクションの部)
東京都大学バトン連盟(アトラクションの部)

東京奄美会女性部の皆さん

関東・ザ・徳之島の皆さん

 本番当日は永井連長が都合で欠席したため、蝦名和代さんが連長代理を務めた。蝦名さんは「みんなが笑顔で踊りもそろっていた。中でも子ども3人は連一番の人気で、多くのカメラマンが追っ掛けてくれ鼻高々だった。観客の方からも『一番そろっているよ!』とお褒めの言葉をいただけた」と感激した面持ちで語っていた。

 また、初参加したOさんは 「それなりに満足したが、終盤盛り上がりに欠けたような気がする。県下各地区が持ち回りで、その地域の踊りをアトラクションの部で披露したらどうかな、と思った。奄美の六調ならきっと盛り上がるはず」 と話していた。

★その他の踊りパレード入賞連は以下の通り。
  ・渋谷区長賞・・・・・・・・彩の国おはら会
  ・鹿児島市長賞・・・・・・あいらびゅー踊り連
  ・鹿児島県知事賞・・・・東京世田谷鹿児島県人会踊り連
  ・審査委員長特別賞・・関東かのや会踊り連
  ・敢 闘 賞・・・・・・・・・霧島市ふるさとおどり連
  ・準グランプリ賞・・・・・千葉鹿児島県人会

★Webフォトギャラリーでその他の写真を見る(順不同、他の踊り連の写真も含まれています)

★踊り連からのお知らせ=来年5月開催の第18回渋谷・鹿児島おはら祭にも出場の予定です。参加希望者は、当会事務局までご連絡ください。

◆連絡先 東京配田ケ丘同窓会  幹事長  津田 和紀
 電話050−5523−7525  Email : tsudakz@interlink.or.jp

(2014.05.28up)


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