レポート
 

東京奄美会が新年賀詞交歓会開催−約400人が出席

 東京奄美会(英辰次郎会長)は1月19日、新春恒例の新年賀詞交歓会を東京・上野公園の上野精養軒で開催した。

 会は式典と懇親会・芸能の2部で構成され、関東圏に住む奄美出身者を中心に来賓・ゲスト出演者ら約400人が大島紬姿などで出席。黒糖焼酎を酌み交わして旧交を温めながら、各郷友会などの島唄や踊りを心行くまで楽しんだ。

あいさつする英辰次郎会長

 式典では、郷土遥拝などに続き英会長が登壇し、昨年の奄美群島日本復帰60周年記念行事などへの協力に対し謝意を表明した。

 その上で、今年度末に期限を迎える奄美振興開発特別措置法について「関係各位のご努力で、総額252億円、前年比6%増の奄美群島振興開発事業予算の内示があったと聞いている。ふるさと奄美の応援団として、群島市町村と共に努めていきたい」などとあいさつした。

 その後、保岡興治衆院議員(代理人)や高田俊秀関西奄美会長ら4人の来賓が祝辞を述べた後、奄美群島の各首長などから寄せられた祝電が披露され式典は終了した。

相川音頭を踊る龍郷会

伊是名の会の踊り

名瀬セレナーデのコーラスに合わせ踊る名瀬会

 懇親会・芸能の部では伊是名の会による踊りの他、奄美会女性部と奄美各市町村の出身者で組織する13郷友会が、衣装にも趣向を凝らし舞踊や島唄などで会場を盛り上げた。

 また、ゲストとして招かれた天城町出身の順田ひろみさん、瀬戸内町出身の久永さとみさんが自身の持ち歌を披露。知名町出身の甘味けんじさんは漫談で会場を沸かせた。

フーグァ(福をもたらす子)を歌う順田ひろみさん

ヨイスラ黒糖を歌う久永さとみさん

笠利(かさん)朝花を歌う笠利会メンバー

漫談で会場を沸かせた甘味けんじさん

会場を埋めた多くの来場者

 終盤に近づくに従い会場は大盛り上がりとなり、懐かしい「島のブルース」や「六調」の音楽が流れると、来場者は次々に立ち上がって踊りの輪に加わった。

 会は定刻通りに万歳三唱を行って終了。またの再会を約して三々五々と帰って行くグループがいる一方で、語り尽きない(飲み足りない?)メンバーの中には、上野の街へと繰り出すグループも見られた。

(2014.01.22up)


HOMEへ

Copyright (C) 東京配田ケ丘同窓会/ホームページ委員会 All Rights Reserved.