レポート
 

第13回同窓会総会を開催−東京配田ヶ丘

 東京配田ヶ丘同窓会は6月16日、東京・JR大井町駅近くの日本民謡会館で第13回同窓会総会を開催した。

 東京奄美会や関東安陵会などからの来賓を含め約140人が出席し、「絆を大切に、親睦の和を広げよう!!」をテーマに、旧交を温めながら親睦を深めた。

 当日は梅雨空の中、実行委員メンバーは午前9時前に会場へ集合。叶正喜実行委員長の指揮の下、会食用のテーブルや受付台、垂れ幕などの会場設営を開始、同11時ごろにはほぼ準備を整えた。

あいさつする小勝会長

 同窓会総会は、今回から第1部の総会は会員のみで開催し、来賓は第2部の懇親会(前段、後段)から参加してもらう式次第に構成を変更した。

 総会では執行部から会務・会計報告と新年度の会務予定、予算見積もりの説明。さらに小勝竹雄会長が今総会で任期満了となるため、役員選考委員長の和田純男顧問から小勝会長の再任提案があった。

 いずれの議案も満場一致で承認された後、会の功労者として第3代会長の我謝みどりさんと今期で会計長を退任する前田美智子さんの2人を表彰。また、初参加の新会員3人を紹介した。

 小休止後の第2部では来賓紹介・入場に引き続いて、関西配田ヶ丘会の内田サユミ会長と関東安陵会の池田秀秋会長が祝辞を述べ、会の発展にエールを送った。

 その後、初代会長を務めた山下心一顧問の音頭で乾杯。参加者は久しぶりの再会を喜び合い、会場に歓談の輪が広がった。また、会場のテーブル上は、奄美各地から取り寄せたソテツの葉と実、それに貝殻と海砂で飾り付けられ、細かい気配りが目を引いた。

ソテツの葉や貝殻などによるテーブルの飾り付け

祝辞を述べる内田関西配田ヶ丘会会長

祝辞を述べる池田関東安陵会会長
あいさつする英辰次郎奄美会会長

 懇親会後段部のオープニングは、会の愛唱歌である「ふるさとのはなしをしよう」の替え歌で始まり、続いて校歌を斉唱。司会者による島口でのあいさつの後、いよいよお待ちかねの余興の時間となった。

 余興はヒップホップダンスで始まり、島唄、稲すり節とワイド節の踊り、徳永ゆうきさんによる演歌、琉球舞踊、ユーモラスな奄美島口ラジオ体操、フラダンス、島のブルースの踊りなど盛りだくさんの内容。出演者は会員や会員の関係者ばかりで、会のアットホームな雰囲気と相まって、ほろ酔い気分の出席者を大いに楽しませた。

踊りをバックに島唄を歌う脇田真由美さん(左)と渡辺秀美さん

島ユムタ(言葉)のラジオ体操で手足を伸ばしてリラックスする参加者

 中でも、徳永さんは若干18歳ながらNHKのど自慢チャンピオン大会2012グランドチャンピオンに輝いただけに、全員がその歌唱力に魅了され聞き入っていた。

 また、小林れい子さんが主宰するフラダンススタジオ「ピハ・プウヴァイ・アロハ・スタジオ」からは14人が出演。狭い舞台をものともせず、華やかな衣装と優雅かつまたエネルギッシュな踊りで、舞台に花を添えた。

演歌を歌う徳永ゆうきさん

フラダンスソロの小林れい子さん

花を添えたフラダンススタジオの踊り

 叶実行委員長による閉会あいさつの後、今年は奄美群島が日本に復帰して60周年に当たることから、全員でテープに合わせ「日本復帰の歌」を斉唱し、午後4時に散会した。

 叶実行委員長は「今回は初めての会場で準備に時間を要するかと心配したが、役員の皆さんの協力を得てスムーズに設営でき、出席の皆さんをお迎えすることができた。
 全体として、奄美をモチーフにしたテーブル飾りや奄美島口ラジオ体操をはじめバラエティーに富んだ余興は好評で、皆さんに喜んで頂いたことを何よりもうれしく思っています。

 来年も新たな趣向を凝らしたプログラムをお届けしたい。何よりも役員の皆さんの前向きな姿勢に感謝です」と語っていた。


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(2013.06.19up)


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